使っていくうちに、いつの間にか“上手な”写真が撮れる――新しい「AQUOS」のカメラ荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/4 ページ)

» 2014年05月22日 10時00分 公開
[荻窪圭,PR/ITmedia]
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フルHDよりもキレイ、4Kの動画も撮影できる

 最後に動画機能にも触れておこう。SH-04Fの動画撮影機能はとうとう4K動画に対応した。

 ご存じの人も多いとは思うが、従来のフルHDの画像サイズは「1920×1080ピクセル」(約210万画素相当)。対して4Kは左右ともにその2倍で、「3840×2160ピクセル」(800万画素相当)のサイズなのだ。だからディテールがよりしっかり撮れるし、そこから静止画を切り出しても800万画素相当となる。

 とうとうスマホにも4K動画時代がやってきたのだ。

photo 4K動画を撮影中
4Kで撮った猫動画。動画は3GP形式で保存される。すごく鮮明なのが分かるかと思う
シャボン玉を飛ばしている動画。こちらも4Kで撮影した
photo 4K動画を画面で再生中

 従来のフルHDと4Kをちょっと比べてみよう。SH-04Fでは、動画の再生中にピンチアウトで拡大表示ができるので、2倍に拡大すれば、フルHDの解像度を保てるというわけだ。

photophoto 左がフルHD、右が4Kで撮った動画を拡大再生したもの。右の方が解像感が高いのが分かる

 当たり前だけど4Kの方がきれい。時代は進んだものである。

カメラ活用の幅が広がるアプリも豊富

 撮影モードを表示すると、おまかせオートの隣に「+」が描かれている。これをタップすると、カメラアプリを追加できるのだ。正しくは、別のカメラアプリを追加して、SHカメラから呼び出せるようになる。このおかげで、ホーム画面に戻ってカメラアプリを探さなくても、普段使っているSHカメラから直接呼び出せるようになる。

 カメラ活用アプリページを開くと、SHカメラから呼び出せるアプリがいくつか用意しているので、今回は「NAVITIME」の周辺ファインダーを登録してみた。

 これはなんと、現在地の情報をもとに(だからGPSはオンにしておくこと)、現在地から最寄りの駅やコンビニ、カフェなどをカメラ画像に重ねて教えてくれるアプリだ。何もない河川敷でこれを立ち上げてカフェを探してみたところ、正面ちょっと左の方向に370メートル行くとドトールコーヒーがあると教えてくれた。さらにここからNAVITIMEに切り替えて道案内もしてくれる。

 こういうAR的な使い方のアプリもあって面白い。

photophotophoto シャープのメーカーサイト「SHSHOW」から「カメラ活用アプリ」を追加できる(写真=左)。「周辺ファインダー」では、現在地の近くにあるさまざまなスポットの方向や距離を案内してくれる(写真=中、右)

使いやすいインカメラで自分撮りも簡単

 最後に、インカメラについてもチェックしておこう。

 インカメラは約210万画素。面白いのは、カメラがディスプレイの下側に付いていること。ほかの多くの端末は上に付いてるので間違えないよう、知らせてくれるのがいい。画面をタッチすればシャッターが切れるのも便利だ。

photo

 自分撮りのとき、端末が大きいと片手でシャッターボタンを押しづらいという声をよく聞くが、SH-04Fは画面上のどこをタッチしてもよいのでそこは安心できる。

photophoto インカメラで自分撮りしてもらった。女性の手でも片手でシャッターを切れるので、こんなポーズもOK

 最近、観光地などへ行くと、観光スポットを背景に自分撮りをしている人をよく……いや、必ず見かける。そのくらい自分撮り(セルフィー)はポピュラーなので、そこにも配慮した設計は大事なのだ。


 今回、SH-04Fのカメラ機能があまりに豊富なので、特にわたしが「これは注目!」と思った点を主に取り上げてみた。

 なんというか、スマホのカメラも本職デジカメとはちょっと違う、スマホならではの道を進みはじめ、新時代に突入してきたな、と思わされる1台。

 スペック的には4K動画やリアルタイムHDRなんかが目立つところだけど、個人的には「フレーミングアドバイザー」が面白い。アドバイス通りに撮れ、ってことじゃなく、こういうアドバイスがあることで、構図の基本をいちいち学ばなくても知ることができるし、基本が提示されてるからこそ、それを崩した写真も撮りやすくなるわけで、よい試みだ。

 画質はもちろん問題なし、である。

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