写真で解説する「Xperia A2 SO-04F」AやZ1 fとの違いは?(2/2 ページ)

» 2014年05月23日 21時45分 公開
[小林誠,ITmedia]
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 カメラはXperia Aの1310万画素と比べれば2070万画素と大幅にスペックアップ。撮像素子はフラッグシップと同じく、コンパクトデジタルカメラ級の1/2.3型の大型CMOSセンサーだ。レンズもGレンズを採用している。もっともこの点はXperia Z1 fと同じともいえる。インカメラも220万画素となった。

 カメラのソフト面では、プレミアムおまかせオートや、ARエフェクト、タイムシフト連写など最近のXperiaでおなじみの機能が使え、数秒間の動画を撮影して投稿する「Vine」といったカメラアプリも最初からインストールされている。さらに、カメラの機能をユーザーが追加できる「プラスアプリ」にも対応した。ただし4K動画の撮影には対応していない。

photophoto Xperia Z1以降に搭載されたARエフェクトやタイムシフト連写、Info-eyeに対応(写真=左)。「+アプリ」をタップすると、「Sony Select」のカメラアプリを追加できる(写真=右)

 日本語入力システムはPOBox TouchからXperia Z2などと同じ「POBox Plus」へと進化した。これまで長押しで呼び出していたキーボードサイズの変更がワンタッチでできるなど操作性を向上。キーボードサイズの変更やキーボードの収納時にアニメーションを入れることで、「どんな操作をしたか気付くようにしている」とのこと。これで間違った操作をしても、自分が何をしたかわかりやすく、スマホが初めてという人にはありがたいだろう。

photophoto 文字入力ではARROWS NX F-05Fが搭載する「Super ATOK ULTIAS」が注目されているが、Xperia A2の文字入力も強化された。これはワンタッチでサイズを変更しているところ(写真=左)。「そにーまばいる」と間違って入力しても、予測変換に正しい用語「ソニーモバイル」が表示されている。全文消して打ち直し、という手間が減るだろう(写真=右)
photophoto ホームアプリとして「Xperiaホーム」のほか「シンプルホーム」と「docomo LIVE UX」をプリセット(写真=左)。シンプルホームはフィーチャーフォンやらくらくフォンのUIに近い(写真=右)
photophoto 音楽を聴くなら「WALKMAN」アプリ。もっともハイレゾ音源の出力に非対応、ノイズキャンセリング機能もなし。それでも「CelarAudio+」「イコライザー」「ダイナミックノーマライザー」「クリアステレオ」「Clear Phase」「xLOUD」など多機能な点はいまだ魅力だ
photophoto エンターテインメント情報を収集する「WHAT'S NEW」アプリもプリインストールされている

 フィーチャーフォンからの乗り換えユーザーを意識したのか、短縮ボタンがあるケータイ風なユーザーインタフェースの「シンプルホーム」も用意されている。また、Xperiaならではの音楽プレーヤーアプリ「WALKMAN」も当然プリセット済みだ。

 フラッグシップモデルのXperia Z2ほどスペックがとんがっているわけではなく、「Xperia A2ならでは」という部分はコンパクトなボディくらいだろうか。しかし最初のスマホ、手頃に買えるスマホと考えれば、必要条件を十分に満たしている万人向けの1台ではないだろうか。

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