「ファブレット」の魅力とは?R25スマホ情報局

» 2014年06月25日 13時43分 公開
[R25スマホ情報局]
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 最近注目を集めている“ファブレット”をご存じだろうか? その答えは“フォン+タブレット”。要するに電話機能のついたタブレットのことだ。とはいえ、さすがにiPadサイズの端末を片手持ちで耳に当てるのは難しいので、大きさはせいぜい6インチ程度。最近のスマホのハイエンド機種は5インチモデルが中心なので、それをちょうど一回り大きくしたくらいのサイズ感だ。

photo auのファブレット3機種。左から「G Flex LGL23」「GALAXY Note 3 SCL22」「Xperia Z Ultra SOL24」

 「最近では多くの人がスマートフォンでゲームを遊ぶようになりました。YouTubeやVOD(ビデオオンデマンド)の利用も増えていますが、こうしたコンテンツを楽しむにはファブレットの大画面が魅力です」

 と語るのはITライターの佐野正弘氏。佐野氏によると、ファブレットの6インチという大きさは、ちょうど片手で持って電話ができる限界のサイズ感とのこと。スマホとタブレットの2台持ちをせずに、スマートフォンだけでなんでもしたい人にはぜひオススメしたい端末だ。

 「ファブレットは先進的なユーザーを中心に人気を集めているので、そのようなターゲットに向けて、先進技術が投入された製品が多いのも一つの魅力ですね。『G Flex』は曲面ディスプレイを採用していますし、鉛筆で操作ができる『Xperia Z ultra』もユニークです」

 ファブレットの現行モデルのなかでも、日本で特に人気なのは「Xperia Z ultra」と「GALAXY Note 3」だ。

 「『GALAXY Note 3』はペン入力の性能が優秀なので、外で何かをメモしたり、ウェブの操作をしたりといった用途に向いています。一方、『Xperia Z ultra』はより大画面なので、動画やゲームといったエンターテインメントを楽しみたい人にオススメですね」

 また、韓国では昨年に「Vu 3」というファブレットが発売されたが、この端末、実は女性ユーザーに人気を集めているという。

 「ボディが正方形に近い縦横比なのも面白いですが、女性向けの丸みを帯びたデザインなのが一番の特徴です。女性は端末をカバンに入れて持ち歩くので、ポケットにしまう男性に比べると大画面でも不便がありません。韓国ではファブレットの人気が非常に高いのですが、今後は女性でもファブレットユーザーが増えることになると思われます」

 大画面なのでウェブの文字が読みやすく、地図も見やすいなど、基本的な使い方の部分でもファブレットの利便性は高い。端末のサイズが大きい分だけバッテリー容量も大きいので、電力消費の大きな動画を長時間視聴できるのも大きな魅力だ。画像や動画の迫力や、細かいメニューの操作性などに難を感じている人は、今後ファブレットも機種変更の選択肢として考えてみてはいかがだろう?

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