ドライブのルートが決まったら、次は泊まる場所の確保だ。そんな時には、PC-NAVITIMEの「宿・ホテル検索」機能を活用したい。宿・ホテル検索は、PC-NAVITIMEの「オススメ検索」からアクセスできる。
PC-NAVITIMEの宿・ホテル検索なら、るるぶトラベル、JTB、じゃらん、日本旅行、一休.com、楽天トラベルに登録されている宿泊施設と宿泊プランをまとめて検索し、一覧で確認して予約ができる。同じホテルでも、各社によって異なる価格や特典内容などを見比べながら、よりお得なプランが選べる。
今回の旅では、札幌に泊まることは決めていたので、「目的地から探す」機能で「札幌」と入力して検索をしてみた。すると、札幌という文字を含む駅や住所、店舗/施設などが表示されたので、札幌駅を選んだところ、周辺のホテルがすぐにリストアップされた。この後、宿泊日や人数などを改めて指定して検索をすると、予約できるホテルには宿泊プランが表示される。
検索結果の画面で、表示された地図を見ながらエリアを変えることもできるので、「札幌駅よりも少しすすきの寄りがいい」などと思ったら、少し地図をスクロールして再検索をすればいい。
さて、北海道内のドライブルートと宿泊先が確定したら、最後は北海道までの交通手段を考える。一般的なのは、羽田空港から新千歳空港まで飛行機を利用する方法だ。この路線は、スカイマークやAIR DOなども就航していて、比較的安く利用できるイメージがある。しかし、それだけではない。PC-NAVITIMEの「LCCナビ/格安サーチ」を活用すると、空港からLCCの就航路線が検索できるので、旅行を計画する際には一度見ておきたい。
LCCとは、格安航空会社のこと。例えば東京だと、羽田空港ではなく、成田空港を出発地としたり、機内のサービスを最小限にしたり、預かる荷物の大きさや重さを制限したりすることで、一般的な航空会社の運賃よりも価格がかなり抑えられている。サービスへの割り切りは必要だが、納得の上で利用する分にはかなり交通費を安く上げることができる。
例えば東京から札幌に行くまでのルートなら、LCCナビを使って、成田空港と新千歳空港を結ぶルートを運航しているLCCがすぐに分かる。JetStar、Vanilla Air、Peach Aviationの各Webサイトを細かく見なくても、自分が行きたい場所にどのLCCが就航しているか、一目で確認できるのだ。成田空港と新千歳空港の間には、曜日や時期によって異なるが、JetStarが1日4〜6便、Vanilla Airが1日2〜6便運航されていて、最安値ではJALやANAなど大手航空会社の正規運賃の5分の1ほどの料金で利用できる。
東京からLCCを利用する場合、成田空港発着が基本になる点は気になるところだが、実は東京駅や銀座駅などから1000円前後で成田空港まで行ける高速バスが複数運行されているので、安く移動するのも苦にはならない。現地で贅沢をするために、旅費を抑えたいなら、高速バスとLCCの活用はかなりの効果が見込めるだろう。
また、NAVITIMEアプリには、検索結果の下に表示される「格安サーチ」を選ぶことで、高速バスやLCCを利用することで安くなるルートをアドバイスしてくれる機能もある。これを利用すると、同じ目的地に行くのに、LCCや高速バスなどが利用できる場合、積極的に安い路線を提案してくれる。その差額も参考として表示してくれるので、気になったら格安サーチボタンを押してみよう。
こうしてナビタイムジャパンが提供しているPC-NAVITIMEやNAVITIMEといったさまざまなサービスを見てみると、日常の移動から旅のお供まで、幅広く交通手段を活用するためのラインアップがきめ細かくそろっていることが分かるだろう。
繰り返しになるが、無料でNAVITIMEの機能を利用するだけでも、乗換案内などは重宝する。しかし、プレミアムコースに登録することで、アプリ間やサービス間の連携が可能になり、PC、タブレット、スマートフォンなどさまざまな機器を、シーンに応じて使い分けられる便利さを享受できるようになる。旅のプランニングから道中の移動まで、NAVITIMEのサービスをしっかり活用するだけで、旅慣れた人に勝るとも劣らない快適な旅が楽しめるはずだ。
次回は、今回プランニングしたルートを元に、レンタカーを活用して北海道内を巡ってみる。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2014年7月30日