あの「RealPlayer」がスマホ&クラウド対応に進化していた!懐かしい名を聞いたぞ

動画プレーヤーとして一時代を築いた「RealPlayer」。しかし最近は使う機会もめっきり減ってしまった。しかしこの春、スマホとクラウドに対応した「RealPlayer Cloud」へと進化していたのだ。

» 2014年08月04日 10時00分 公開
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 「RealPlayer(リアルプレーヤー)」という名前を聞いて、「あ、懐かしい」と感じる人は多いだろう。インターネット黎明期の1990年代半ばから後半にかけて、当時始まったばかりの動画のストリーミング配信を実現するソフトとして、デファクトスタンダードとなった存在だ。

photo このロゴに懐かしさを覚える人も多いハズ

 RealPlayerは当時、雑誌やムックの付録CD-ROMに集録されていた動画コンテンツの再生など、動画再生ソフトの定番としても広く使われていた。当時もてはやされた“マルチメディア”を象徴するようなソフトであり、WindowsとMacintoshという2つのプラットフォームの差をあまり意識せずに使える点も先進的だった。

 しかし動画コンテンツの利用が一般化するのと同時に、PCやWebブラウザが標準でさまざまな動画ファイルを再生できるようになり、わざわざRealPlayerをインストールして使う機会も減少。再生可能なファイル形式の追加や、ファイル形式変換機能の追加、YouTubeやニコニコ動画への対応など機能強化を図ってきたが、過去の様に誰もが使っているソフトとは言えなくなってしまった。

懐かしのRealPlayerがクラウド対応に超進化

 そんなRealPlayerが、クラウド対応の「RealPlayer Cloud」へと生まれ変わったのが2013年9月のこと。当初は米国でのみ提供されていたが、この4月からは日本でのサービスも開始した。RealPlayer Cloudはその名が示す通り、“動画専用のクラウドが付いた動画プレーヤー”へと進化し、Windows PCのほか、iPhoneやiPad、Android端末でも利用できるマルチデバイスな動画共有サービスへと生まれ変わったのだ。

photo 最新のロゴとアイコンはこんな感じ

 先に触れた通り、単にPCやスマホで動画を見るだけなら、今や初めから用意されている標準アプリで済むことが多い。しかし、ユーザー自身がスマホやデジカメで撮影した動画をさまざまなデバイスで共有しようとすると、意外にも乗り越えるハードルが高いのが現実だ。例えばスマホからPCにデータを取り込み、さらにそれをほかのPCやタブレットへコピーしていくのは手間がかかる。NASを使うとしても宅内ネットワークでの利用が前提のため、外出先からアクセスできないか、制限が付くことが多い。YouTubeなどの動画共有サイトを活用するのも良いが、プライベートな動画をアップするのには抵抗感もある。

 せっかくデジカメもスマホもフルHDの高精細かつ高画質な動画が撮れるようになったのに、それを活用する機会は意外に少ないなぁ……と思ってしまうのも当然だ。

photo スマホやタブレット、PCなど複数のデバイスで動画を共有できるのが「RealPlayer Cloud」だ

 その点RealPlayer Cloudであれば、アプリをインストールするだけで異なるデバイス間の動画共有が可能だ。というのも、RealPlayer Cloudのユーザーには1ユーザーにつき2Gバイトの専用クラウド領域が無料で割り当てられ、そのクラウド上にユーザーが撮影した動画を保存できる。同じアカウントでログインすれば、クラウド上のデータを自由にストリーミング再生やダウンロード再生できる。

photophoto iPhone版「RealPlayer Cloud」。アプリから動画を撮影して保存・アップロードも可能だ
photo PCでは、専用ソフトのほかWebブラウザからアクセスが可能。HDDにたまっている動画をまとめてアップできる

 またRealPlayer Cloudを利用していないユーザーでも、ゲスト用の専用URLを発行すればRealPlayer CloudのWebブラウザから動画を再生できる。スマートフォンアプリなら、専用URLをメールやSMSだけでなく、LINEやFacebook、TwitterなどのSNSにも簡単に共有でき、動画を見て欲しい友人・知人への“拡散”も手軽に行える。

photophoto RealPlayer Cloudのクラウドにある動画は、メールやSNSを使って簡単に共有できる

 もちろんクラウドの利用は共有目的だけでなく、自分自身のバックアップとしても有効なのは言うまでもない。普段から撮影した動画をRealPlayer Cloudへアップロードしておけば、スマホの紛失や盗難、故障などで大事な動画を失うリスクも減るだろう。

RealPlayer Cloud独自の「SurePlay」技術とは?

 と、ここまでの説明では、ほかのクラウドサービスとの差をあまり感じない、という人もいるだろう。実はRealPlayer Cloudが特徴的なのはこの先だ。RealPlayer Cloudにアップできるのは動画のみで、動画の専用ストレージとして設計されている。そしてクラウド上の動画は、「SurePlay」技術によって複数のファイル形式に自動変換され、アクセスするデバイスやネット回線に合わせて最適なデータが配信されるのだ。

photophoto RealPlayer Cloudはクラウドにある動画と端末内にある動画をまとめて管理。このうちクラウド上の動画に対して、「SurePlay」技術が使われる

 スマートフォンやデジカメで撮影した動画には、さまざまなファイル形式がある。デバイスのメーカーや機種が異なれば動画ファイルの互換性がないこともあり、ファイル形式に合わせた再生ソフトが必要になることも。それをクラウド上で自動で行ってしまおうというのが、SurePlayという技術だ。

 またスマホやタブレットがクラウドに接続する通信回線は、その品質がまちまち。常に高速な通信が使えれば良いが、Wi-Fiや4G/3Gといったモバイル環境は必ずしも理想的な速度が出るとは限らない。動画ファイルはどうしてもデータ容量が大きくなるため、月々のパケット通信量が気になるケースもあるだろう。そんな時、動画を再生する際の圧縮率を高めることで、ストレスなく動画のストリーミングやダウンロードが可能になる。

 SurePlayが実現した2つのポイント、つまり、ファイルの自動変換で利用するデバイスの違いを意識しないこと、そして通信状況に合わせたベストな品質で確実に動画を楽しめることが、RealPlayer Cloud最大の特徴と言えるだろう。

もうアプリのダウンロードに迷わない! 2Gバイト+αを使いこなせ

 そのRealPlayer Cloudは、iOS版であればApp Storeから、Android版ならGoogle Playから無料でダウンロードできる。PC版はWindows 7と8向けが公式Webサイトから、またWindows 8.1以上ならWindowsストアからストアアプリとして入手できる。なおMac向けアプリは現在準備中で、クラウドのファイル管理はWebブラウザ経由で可能だ。またスマホやタブレット、PCとChromecastを活用すれば、リビングの大画面テレビでもクラウド上の動画を楽しめる。

photo 対応デバイスが豊富なのもRealPlayer Cloudの魅力

 さて、PC版のRealPlayerといえば、バージョンを重ねるごとに無料版のダウンロードが難しくなるという過去があったが、RealPlayer Cloudはダウンロードのしやすさが劇的に改善されているので安心していただきたい。特にスマートフォンならアプリマーケットからサクっとインストールできてしまい、そのあっけなさに隔世の感を覚えてしまう。これも歴史あるブランドゆえといったところだろうか?

 話が少々脱線してしまったが、RealPlayer Cloudはクラウドを利用するため、インストール後はユーザー認証が必要だ。専用のIDとパスワードを新たに用意するのも良いが、Facebookのアカウントも使えるので、サービスごとにIDとパスワードを覚えるのが面倒という人は、Facebook認証を活用しよう。

 RealPlayer Cloudをインストールしてアカウントを作成すれば、その段階で2Gバイトのストレージ容量がもらえる。そして、動画を初めてアップロードした時に250Mバイト(1回のみ)、同じく動画を共有すればさらに250Mバイト(1回のみ)を追加。この時点で2.5Gバイトまで増量されるのだが、さらに別のスマートフォンから同じアカウントでログインすると、合計4台まで250Mバイトずつ追加されるのだ。

 これに加えて、友人・知人にRealPlayer Cloudを紹介して登録してもらうと、紹介した人・紹介された人の双方に容量1Gバイトが無料で追加される。この紹介特典は無制限で追加できるので、RealPlayer Cloudの利用者を広めれば広めるほど、利用できるクラウド容量は増えていく。

 もっとしっかり使いたいという場合は、有料のプレミアムプランという選択肢もある。月499円(非課税、以下同)のSilverプランは25Gバイト、月999円のGoldプランは100Gバイト、月2999円のProプランは300Gバイトまで利用できる。プレミアムプランはSurePlayのグレードも上がり、より高い転送レート(2500kbps〜4500kbps)での動画配信が可能だ。最近は4K動画も撮影できるスマートフォンも増えている、高解像度かつ高ビットレートの動画を、オリジナル品質で配信したい場合にはプレミアムプランを使ってみるのもいいだろう。

photo プレミアムプランで容量を追加できる

 スマートフォンで写真を撮影しそれを共有することは、今や当たり前になった。そのスマホは高品質な動画を撮影して共有することも可能だが、その楽しみ方はまだまだ限定的。同時に、マルチデバイス化が進み、自分で撮影した動画を別のタブレットやPCでも再生したいというニーズも生まれてきている。

スマホユーザーの「いつでもどこでも自分の動画にアクセスしたい」という要望に高レベルで応えるRealPlayer Cloudを活用すれば、新しい動画の楽しみ方が見つかるはずだ。

 リアルネットワークスによると、「RealPlayer Cloud」は国内リリースから3カ月半で50万件の登録があったという。それを記念して、話題のSurface Pro 3やiPad、Chromecastがもらえる会員向けキャンペーンも開始した。夏休みなど動画で残したい・楽しみたい思い出がいっぱいの今、うれしいキャンペーンも始まった機会にぜひRealPlayer Cloudをお試ししてみてはいかがだろうか。

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提供:リアルネットワークス株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2014年8月17日