スマホと家電の連携は、近年、熱い視線が注がれている。エアコンやテレビは記憶に新しいが、最近では「こんなものまで」というものまで出てきているのだ。例えば、10月上旬に発売予定の電動歯ブラシ「ブラウン オーラルB」シリーズの、「プラチナ 7000」。アプリと連動し、磨く場所や正しい磨き方を教えてくれたり、磨き癖を分析して個人に合ったマウスケア法をアドバイスしてくれたりとかなりのハイテクっぷり。他にも、こんなものが話題になっている。
「スマート箸」は食用油の質や甘さ、カロリー、水素イオン濃度などを測定するセンサーが搭載された箸。先端を食材につけると、アプリでリンクしているスマホに情報が表示される。極性化合物(食品の新鮮さを示す成分)が25%以上含まれていると、赤い光を発して警告する。開発元・百度の発表によると価格は未定で、大量生産はまだ先だという。
「Rain」は壺のような形状のスタイリッシュな加湿器。水を上から注ぎ入れるだけで給水できるタンクレス構造が特徴だ。Wi-Fiネットワークでスマホから操作ができるため、外出先から稼働させ、帰宅するまでに室内をベストな湿度に整えておくことも可能。乾燥が気になるこれからの時期にぴったりだ。
「FLIR ONE」は取り付けると赤外線カメラになるiPhoneケース。カメラをかざすと、熱や水分を感知して表示が色分けされるので、目の前のものの冷たさや暖かさが一目瞭然となる。9月27日現在、アメリカ国内でしか販売されていないが、ゆくゆくは全世界で販売される予定だとか。
「スマホde顕微鏡」は、スマホを載せてカメラを起動するだけで、ミクロの世界を覗き込めるガジェット。スマホ本体のデジタルズームと本体を併用すると、レンズは最大80倍にもなり、本格的な顕微鏡として楽しめる。見た画像や動画は撮影・録画できるのはもちろん、簡単にSNSに投稿することもできる。
さらなるスマホの普及に伴い、今後も連携アイテムが増えていくことは間違いない。次はどんな“連携”が登場し、私たちの生活をより快適にしてくれるのだろうか。
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