米Microsoftの研究部門、Microsoft Researchは10月10日(現地時間)、米Googleのウェアラブル向けAndroid「Android Wear」端末で使える手描き入力アプリ「Analog Keyboard for Android Wear」のプロトタイプを公開した。特設ページからダウンロードできる。
デモ動画では、円形ディスプレイの「Moto 360」とSamsung Electronicsの「Gear Live」のディスプレイに1文字ずつ手描き入力する様子が紹介されている。
今のところ、入力できるのはアルファベットの小文字、数字、@や!などの記号。「this」や「and」などのよく使う単語については自動修正機能が働くので、速く入力できるとしている。
紹介動画を見ると、1文字ずつの入力間隔をある程度開ける必要があるなど、一般のスマートフォン向け手描き入力アプリのようにはいかないようだ。
Android Wearの入力方法は基本的には音声のみ。周囲がうるさくて音声を認識しにくい場合や、時計に向かって話しかけるのが恥ずかしい場合には、手描き入力が役立ちそうだ。
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