4つの進化点から探る――シャープのハイエンドスマホ「AQUOS ZETA SH-01G」の魅力(2/2 ページ)

» 2014年11月10日 10時00分 公開
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感情豊かに話しかけてくる「エモパー」がニクい

 EDGESTデザインやIGZO液晶は、従来のAQUOS ZETAでも採用されてきたが、今回のSH-01Gで初めて搭載されたものに「エモパー」というユニークな機能がある。エモパーとは、スマートフォンの中に住んでいる、姿の見えないロボットのような存在だ。位置情報で場所を把握し、自宅で机の上などに置くと音声でいろいろと話しかけてくる。日常生活に便利な情報を話してくれることもあれば、あいさつ程度のこともある。ただ、話すのは自宅にいるときか端末を振ったときだけで、会社や外出先では声を出さず、ロック画面に情報を表示する。状況を察して心配りをしてくれる、気の利いた存在だ。

photo 自宅でSH-01Gを置くと、時折エモパーが話しかけてくる。また、各種情報やエモパーの気持ちなどがロック画面に表示される

 エモパーとは“エモーショナル・パートナー”から成る造語で、シャープのロボット掃除機「COCOROBO」などの家電製品に搭載されている人工知能「ココロエンジン」をベースに、スマートフォン向けに新たに開発されたものだ。ユーザーの状況に合わせて便利な情報や楽しさを提供してくれる。例えば天気予報を把握して外出前に「傘を忘れないでくださいね」と提案してくれたり、自宅に戻ると端末の歩数計の記録から「おかえりなさい。今日は○○歩歩きました」と1日の歩数を教えてくれたりする。こちらの質問に答えてくれるわけではないので会話は成り立たないが、朝はあいさつや天気予報、夜はアラーム設定の確認、休日には周辺のイベントのお知らせまで、さまざまなことを健気に語ってくれる。そして、使えば使うほどエモパーはこちらのことを学習していく。

photophoto エモパーの各種設定は「設定」の「便利機能」からできる。エモバーは女性、男性、ぶたの3キャラクターから選べて、名前を変えることができる(写真=左)。自分の名前を登録すると、その名前でエモパーが呼んで話しかけてくれる。自宅や勤務先は使っていくうちにエモパーが判断するが、自分で設定することもできる(写真=右)
photophoto エモパーが話す話題を選択できる(写真=左)。歩数やアラームなどスマートフォン本体のこと、現在地や周辺施設、ニュースなど、チェックを入れた話題についてエモパーが話し、ロック画面で知らせてくれる(写真=右)

 エモパーが話しかけてくるのは基本的に自宅だけだが、外出中でも本体を振ったときには、エモパーは驚きつつも話しかけてくれる。飲み会などで振ってみせると、話題になって盛り上がりそうだ。なお、エモパ―は決してうるさい相手ではないが、話してほしくないときは、本体を裏返すとすぐさま話すのを止める。また、乱暴に振ったり放り投げて置いたりすると、「ていねいに扱ってくださいね」と諭される。スマートフォンは大切に扱おうと自然に思える語りかけだ。

photo 端末を3回素早く振ると、さまざまな答を返してくれる。ついつい何度も声を聞きたくなってしまう
photophotophoto エモパーは声で話しかけるだけでなく、ロック画面で話題として設定した情報(写真=左、中)やエモパーの気持ち(写真=右)などを表示する

 ロボット口調でたどたどしい話し方だが、それがかえってスマートフォンらしくほほ笑ましい。充電すると喜んだり、利用開始して3日目には「出会ってから3日目です。お役にたっているといいんですが」などと話しかけられるとうれしくなってしまう。ただ、話しかけてくる回数は、思ったより少ない印象だ。しかも自宅でしか話さないので、邪魔に感じることがほとんどない。乱暴に扱うと少し悲しそうな口調になるなど、感情表現も控えめで程よい。機種変更のときなどに記憶を削除しようとすると、お別れのあいさつをしてくるらしい。押し付けがましくなく親しみが持てる相手で、別れの際には必ずやウルッとしてしまうだろう。

 なお、エモパーの記憶はmicroSDに保存でき、機種変更後など別のエモパー対応端末に移行することができる。エモパー対応機種を使い続けていれば、お別れすることなくエモパーと一緒に過ごせるわけだ。

プロが認めた高画質と光学式手ブレ補正で美しい写真を簡単に

 従来モデルでもシンプルで撮りやすいと好評のAQUOS ZETAのカメラだが、SH-01Gの約1310万画素CMOSカメラは画質がもう一段階アップした。SH-01Gは、リコーイメージングの単焦点デジタルカメラ リコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質改善認証プログラム「GR certified」を取得しており、レンズや画像処理について複数の画質設定項目をクリアしている。

photophoto リコーイメージングは、小型カメラモジュールを搭載するモバイル機器開発メーカーに対し、画質のコンサルティング、審査、認証を有償でおこなう「GR certified」プログラムを開始。SH-01Gは、高画質なカメラ機能を備えたモバイル機器であることが認められた最初のモデルだ

 レンズの認定項目は、中心から周辺まで均質で高いコントラストと解像力を持つこと、デジタル画質補正を必要としないほど歪曲収差と色収差が少ないこと。画像処理は、自然かつ鮮鋭の高い画層処理で、きめ細やかなノイズ低減処理であること、各種レンズ収差を補正するデジタル画像補正は行わないことが認定項目となっており、これらをクリアすることで、画質にこだわるユーザーをも満足させる高画質を実現した。

 また、レンズ位置の制御で手ブレを抑える光学式手ブレ補正を搭載。画像処理による電子式手ブレ補正に比べ、画像処理時の画質劣化を抑えられるので、手ブレしやすい薄暗い場所やズームアップ撮影、動画撮影も失敗しにくい。

 下記は、SH-01Gで実際に撮った料理や風景。色味もナチュラルで、ディテールまでしっかり描写できていることが分かる。また、夜景も非常に美しく、光学手ブレ補正のおかげでブレずに記録できている。

photophoto 移りゆく雲を鮮やかに描写できている(写真=左)。接写もこのとおり。背景をぼかしつつ、花びらだけを鮮明に写せている(写真=右)
photophoto 料理の色味も自然で、新鮮さが伝わってくる
photophoto 夜景も過度に明るくするのではなく、だからといって暗すぎず、自然で引き締まった一枚になった。光学手ブレ補正が効いており、拡大しても標識の文字が読める。街灯の光が引き起こすフレアが抑えられているのも好印象だ(写真=左)。歩道橋の部分を拡大してもノイズがほとんどなく、きれいに撮れている(写真=右)

 世界的に流行している自分撮りの機能も充実させた。インカメラは約210万画素で、自分撮りのパノラマ撮影のような「インカメラワイド」モードを搭載。本体を左右に動かすことで大人数でも一緒に撮れる。また、簡単にセルフタイマー撮影ができる「ワンタッチセルフタイマー」では、より自然なポーズで自分撮りができる。

photo インカメラは本体下部に配置しているので、縦長画面で自分撮りするときは本体を逆さまに持つと自然に撮れる。
photophoto カメラの選択画面では、アウトカメラとインカメラのほかに「インカメラワイド」も選択可能。本体を左右に動かして、複数人数と一緒に自分撮りができる。また、ワンタッチで2秒のセルフタイマーをオン/オフできる「ワンタッチセルフタイマー」も搭載している

 ファインダーで効果を確認しながら撮影できる「リアルタイムHDR」や、ガイドに合わせて撮影するとバランスのいい写真が撮れる「フレーミングアドバイザー」など、簡単にきれいな写真が撮れる便利機能も引き続き搭載している。

photophoto 従来機で好評だった機能も引き続き搭載。通常のHDR撮影が複数の写真を合成しているところ、リアルタイムHDRは一度の撮影で済み、合成ズレのない写真が撮れる(写真=左)。被写体に合わせて最適な構図をガイドする「フレーミングアドバイザー」も便利だ(写真=右)

 進化が停滞しているといわれるスマートフォンだが、SH-01Gはエモパーという、使う人にスマートフォンに対する愛着を感じさせる新しい機能を搭載した。一方でディスプレイやカメラ、バッテリー持ちといった基本性能はEDGESTデザインやIGZO液晶ディスプレイ、より進化したカメラで高い完成度に至っている。進化のワクワクと安定感を兼ね備えたAQUOS ZETA SH-01Gは、今冬スマホの本命モデルといって間違いない。

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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2014年11月19日

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