MMDが「スマートフォン購入に関する定点調査」――購入時に「画面の大きさ」重視が44.7%まで増加

» 2014年11月12日 16時34分 公開
[ITmedia]

 MMD研究所は、11月11日に「2014年4月〜9月スマートフォン購入に関する定点調査」の結果を発表した。調査対象は2014年4月〜2014年9月中にスマートフォンを購入した15歳以上の男女796人で、調査期間は10月20日〜10月23日。

 購入スマートフォンをOS別で見ると「iOS」が49.0%、「Android」が42.7%となり、購入する際に重視した項目で最も多いのは「画面の大きさ」(44.7%)となった。さらに「バッテリーの持ち」(40.2%)、「操作性の良さ」(36.1%)と続く。

 スマートフォン購入時の不満として挙げられたのは「料金メニューが分かり難い」(40.2%)、「オプションに加入させられること」(29.0%)、「待ち時間が長い」(27.4%)で、料金メニューの分かりにくさは前回の調査から約9%増えている。

リリース本文

 以下、リリースの本文です。

2014年4月〜9月購入したスマートフォンのOS

「iOS」が49.0%、「Android」が42.7%

2014年4月〜2014年9月の期間にスマートフォンを購入した15歳以上の男女796人を対象に、購入したスマートフォンのOSを聞いたところ「iOS」が49.0%、「Android」が42.7%という結果となった。

これを購入した時期別に見てみると、「Android」では2014年7月が58.6%と最も多く、「iOS」では2014年9月が77.1%となっている。

Photo

iPhone所有者(N=390)のiPhone種別で所有率が最も高かったのは「iPhone 5s」で40.8%、次いで「iPhone6」が25.1%、「iPhone6 Plus」が14.1%という順でランクインした。

また、9月19日に発売した「iPhone6」、「iPhone6 Plus」のキャリア比率は共にSoftBankが多く、特に画面サイズの大きい「iPhone6 Plus」はSoftBankユーザーが他キャリアに比べ購入していることが分かった。

Photo

スマートフォン購入時に重視した項目

「画面の大きさ」が44.7%、2014年4月より18.7%増

スマートフォン端末を購入する際に重視する(した)項目について聞いたところ、「画面の大きさ」が44.7%と最も多く、次いで「バッテリーの持ち」が40.2%、「操作性の良さ」が36.1%となった。2014年4月の調査結果と比較すると「画面の大きさ」が18.7%増えていることがわかった。

Photo

スマートフォン購入時の不満は「料金メニューが分かり難い」が40.2%

スマートフォン購入時の不満点について聞いたところ、「料金メニューが分かり難い」が40.2%と最も多く、次いで「オプションに加入させられること」が29.0%、「待ち時間が長い」が27.4%となっている。前回の調査と比較すると「料金メニューが分かり難い」が31.6%だったことに対して今回の調査では40.2%と約1割不満の声が増えたことがわかった。

Photo

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年