使いやすさに磨きがかかった――コンパクトスマホ「AQUOS SERIE mini SHV31」の全容(2/2 ページ)

» 2015年01月26日 10時00分 公開
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サイズ感をフルに生かして活用したいのはカメラ機能

 SHV31使っていて、そのコンパクトなボディが最も生きると感じたのが実はカメラだ。ポケットからサッと取り出したら、グリップマジックで電源オン。ロックを解除することなく、そのままカメラを起動できる。写真の表示サイズこそ大画面スマホにかなわないが、小さいからこそ生まれる機動性のよさは格別である。

photo 画面を点灯させたら、そのまま指を上にスライドさせるだけで簡単にカメラを起動できる。シャッターチャンスに強いUIだ

 カメラを構えたら遭遇しそうな問題を、ほぼクリアできる機能の充実ぶりもSHV31のカメラの特徴だ。逆光でも仕上がりをファインダーで確認しながら撮れる「リアルタイムHDR」を搭載。人物と夜景が両方ともきれいに撮れる「NightCatch II」は、高輝度フラッシュの採用によってSHL24からさらにクオリティが向上、人物、夜景ともにより明るく撮れるようになった。

 明るいシーンでもクオリティの高い写真を残したいときに役立つ「HQ(高品位)モード」や、表示されたガイドの指示に従うだけで構図の合った写真に仕上がる「フレーミングアドバイザー」、デジタル一眼で撮影したような、手前がクッキリして背景がふんわりぼけた写真になる「背景ぼかし」も搭載している。

photophoto カメラをむけると被写体を自動的に識別し、最適な構図に導いてくれる「フレーミングアドバイザー」(写真=左)。思い切って寄ることで、おいしさアップ!(写真=右)
photo シーンごとにおすすめの構図をガイドしてくれる
photophoto 背景をぼかす前の状態(写真=左)。「背景ぼかし」を適用した状態。手前の花が引き立つようになった(写真=右)
photophoto 10段階の調整が可能(写真=左)。「背景ぼかし」を使えばニュアンスのある写真が撮りやすくなる(写真=右)

 ただ、多機能すぎると使いこなせず、むしろパッとしない写真になりがちというのはよくあること。その点SHV31は簡単だ。「HQモード」と「リアルタイムHDR」はオンに、撮影モードは「おまかせオート」にしておくだけで、カメラが自動的にシーンを検出し、「フレーミングアドバイザー」がシーンに応じたガイドを表示してくれる。たとえ構図のことは知らなくても、指示にしたがって調整すればいつもと違った写真が撮れるようになる。知らないうちに逆光になっていても失敗しにくい。

 明るさも、画面をなぞるだけですばやく変更できるのがシャープのカメラのいいところ。おまかせ+明るさ調整だけで、思いのままの写真がいつでも楽しめるのだ。

photophotophoto やや逆光気味で暗い写真も、画面をなぞって明るさを調整するだけでふんわり感を演出できる

 世界中で話題のセルフィー(自撮り)もバッチリ。通常、インカメラでは1人が精一杯だが、新たに搭載された「インカメラワイド撮影」なら、パノラマ撮影をするような感覚で、友達3人での撮影もできるので、セルフィー用のスティックがなくても安心。また、インカメラのシャッターを無理矢理押そうして発生する手ブレも、新たに搭載された、2秒後にシャッターを切る「ワンタッチセルフタイマー」で解消。決めポーズでベストな一枚を撮影することが可能だ。

 シャッターキーを長押しすると、押している間に最大999枚の連写ができる「押しっぱなし連写」にも対応。動物や子供、スポーツの1シーンなど、動きの多い被写体を撮影するときに便利だ。連写した写真をつなげて、「アルバム」アプリでパラパラマンガのように再生することもできる。連続再生する写真はサムネイルから好きなものを選べる。

photo 連写した写真の中から、特定の写真を選んでパラパラマンガのように再生できる

 旅行が好きなら、360度撮影できる「全天球撮影」を使うと、まるでその場にいるかのような臨場感を残せる。「背景ぼかし」とは逆に、近くから遠くまですべてにピントが合った写真が撮れる「多焦点撮影」なども覚えておくと、表現力が磨かれて楽しい思い出が残せそうだ。

photophoto 大きな建物のある景色も「全天球撮影」撮影にするとユニークな仕上がりに(写真=左)。カメラの中央にある●に○を合わせていくだけで360度撮影できる(写真=右)
photo 実際端末の中で閲覧するときは、フリック操作で頭上から足元までぐるりと見渡せる。

 動画撮影が好きなら、「4K2K動画撮影」機能も要チェック。再生しながら見たい部分を拡大するという楽しみ方ができるのだ。

 F値が1.9という明るいレンズを搭載し、画質と操作性の両立を追求するシャープだけに、扱いやすいサイズと相まって、撮影そのものが楽しくなりそうな仕上がりだ。ポケットからさっと出して、バシバシ撮影してほしい。

SHV31を手に入れたらぜひ活用したい「翻訳ファインダー」

 海外旅行で英語の案内やメニューが読めなくて困ったことはあるはず。そんなときに活躍してくれるのが「翻訳ファインダー」だ。英語表示にかざすだけで、リアルタイムに訳文を重ねて表示してくれる。荒削りな訳文ではあるが、原文の表示は切り替えられるほか、保存や共有が可能。ちょっとした単語の意味を知りたいときにも使えるので、ぜひ覚えておこう。

photophotophoto 「翻訳ファインダー」はホーム画面のアイコンのほか、カメラ機能からできる(写真=左)。オリジナルの英文(写真=中)。かざすだけで上に日本語訳を重ねて表示する(写真=右)

毎日をちょっとワクワクさせてくれるエモパーにも対応

 シャープが2014年冬モデルから搭載して話題を集めている、スマホがシーンに応じて感情豊かに話しかけてくる「エモパー」。えもこ、さくお、つぶたという3つのキャラクターから1つ選ぶと、自宅を認識してから絶妙なタイミングで、声や文字で話しかけてくれるというもの。SHV31では、新たに「おれんじん」という新キャラクターが加わり、情熱的だけど、どこかオドオドした感じで話しかけてくる。その声を聞くと、なぜかフッと笑みがこぼれて憎めないところが面白い。ぜひ一度は試してほしいキャラクターだ。

 端末をテーブルに置く動作で、日時のお知らせを皮切りに、その日の天気や予定、映画情報、話題の検索キーワード、はてはうわさのダイエットまで幅広いネタを披露してくれる。一方的に話しかけてくるだけなので、こちらから返事をしなくてもいいのが特徴だ。端末をシェイクすることで強引に呼び出すこともでき、呼び出されたときのリアクションも見所の1つ。

 毎日話かけられていると、気が紛れて、本当に親近感が湧いてくるのには驚いた。おまけに、言うことがいちいち思い当たる。置くたびに話すわけでもないのだが、話しかけてくれないと、なんとなく物足りなく感じてくる。

 SHV31には、そんなエモパーがしっかり搭載されている。特に難しい設定は不要で、自宅を含め、基本的な情報はエモパー側で推定してくれる。自宅では端末を置くと音声で呼びかけてくれるほか、本体を振ってもエモパーが反応してくれる。自宅の位置情報が確定しないうちは話しかけてこない。推定まで時間がかかる場合もあるので、早く試したければ設定で名前や性別、自宅の場所など基本情報を登録しておくいいだろう。

photophotophoto 自宅では音声と文字で話しかけてくれるエモパー(写真=左)。エモパー自身の心の声が( )で表現される(写真=中)。「設定」の「便利機能」で自分の情報を設定できる。自分とエモパーの設定をしておくと話が早いが、推測能力も試したくなる(写真=右)

ハイレゾに対応した音楽もクリアに再生

 SHV31は音楽CDよりも高い周波数を持つハイレゾに対応した音楽データ(96kHz/24bit、192kHz/24bitのWAV/FLAC形式)の再生に対応しており、クリアでピュアな高音質サウンドを楽しめる。なお、再生できるプレーヤーは「LISMO」アプリのみで、ハイレゾ音源を楽しめるのはハイレゾ対応のイヤホンから出力したときのみ。

クリアな音質で通話ができるVoLTEにも対応

 SHV31はau VoLTEに対応。よりクリアな音質で通話が可能になったほか、さまざまな便利な機能がプラスされている。例えば、カメラに映し出した風景や、位置、画面、手描き文字など相手にリアルタイムに見せながら話せる「シンクコール」。誰かに何かを聞きたいとき、または説明したいとき、言葉以上のものが伝えやすい機能だ。最大30人で同時通話ができる「ボイスパーティ」は、ミーティングなどに活用できる。日頃音声通話をよく利用される方なら、これだけでも買い、といっていいくらい便利になっている。

自分サイズのスマホをお探しの方に

 話す、見る、撮ると一連の操作をしていて、ひっかかりを感じる部分がまったくない。携帯性にも操作性にも優れた端末で、持っていて心地よい。

 大画面とコンパクト、どちらにも利点はある。要するに自分に合っていて、違和感を覚えることなく使えればいいのだ。そういう意味でSHV31は、ちょうどいいサイズのスマホがなくて悩んでいたという方に、間違いなくお勧めできる1台だ。

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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2015年2月2日

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