外出先でファブレットやタブレットなど大画面の通信端末を使っていると、「これに外付けキーボードがあれば、もうノートパソコンは持ち歩かなくていいんじゃないか」という気になってきます。しかし、話はそう単純ではありません。確かにキーボードがあれば長文を打つ効率が飛躍的にアップしますが、相変わらずポインタ操作は画面をタッチしておこなうので、指はキーと画面を行ったり来たりとせわしないのです。
そんなわずらわしさを解消してくれるのが、バッファローの『Bluetooth3.0対応コンパクトキーボードタッチパッド搭載モデル』です。こちらは、無線キーボードにタッチパッドを備えた1台2役の入力デバイス。タッチパッドはごくごく小さいサイズながらポインタ操作するには十分な広さで、右脇には上下スライドスクロール用のスペースまで設けられています。気になるマウスの左右クリック操作も、ファンクションキーで完全対応。
実際に8インチタブレットで使用してみましたが、タッチパッドの影響で句読点キーとカーソル移動キー、Enterキーがやや打ちにくいことを除けば、モバイルノートのキーボードと遜色ない使い心地でした。なにより一度電源を入れるだけでキーボードとマウスの準備が完了し、操作中はキーから手を離さなくても良い簡便さが最大の魅力です。
それでいて重量223gとデイリーに持ち歩ける軽さですからね。こりゃ、本当にノートパソコンを持ち歩かなくなっちゃうかもしれません。(熊山 准)
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