かゆいところに手の届く機能が充実――新生活のお供に「NAVITIME」を入れよう（2/2 ページ）

» 2015年02月27日 10時00分公開

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周辺検索に強いのもNAVITIMEの魅力

　ナビゲーション機能はもちろん、地図情報にも強いのがNAVITIMEのいいところ。「地点検索」では、周辺の駅やバス停などが分かるだけでなく、約600万件の店舗や施設情報を網羅している。情報は毎日更新され、最大で1日5回更新されるので、最新の情報を参照できる。地点検索は無料会員も利用可能だ。

　グルメ検索では、レストランやカフェ、ラーメン、B級グルメなど、さまざまなジャンルの飲食店の検索に対応。ぐるなびやホットペッパー、ラーメンデータベースなど、複数のグルメサイトの情報をカバーしている。打ち合わせの帰りに近くで食事がしたいときや、出張先でのお店探しなど、さまざまなシーンで役立つに違いない。

グルメ検索ではエリアやジャンル、予算などを指定して検索できる（写真＝左）。こだわり条件を追加することで、より希望に近い店が見つかる（写真＝右）

現在地で検索した場合、現在地から近い順に店が表示される（写真＝左）。「ここへ行く」をタップすると、店までの経路を検索できる（写真＝右）。検索は無料で利用できるが、経路検索はプレミアムコースならではの機能

　無料で利用できる病院検索では、診療科目や詳細条件を設定して探せるのが便利。引っ越したばかりで近所の病院を知らない場合や、出先で病院に駆け込む事態が発生した場合など、急を要する自体に備えてこの機能は知っておきたい。

診療科目はもちろん、現在診察が可能かどうかなど、詳細な条件を設定可能（写真＝左）。グルメ検索と同様、距離の近い順に表示される（写真＝右）

　ほかにも、ホテルや無線LANスポット、駐車場、コンビニといった、日常的によく利用するスポットを探しやすいのも特徴。“検索”が身についた現代人にとって、生活のあらゆるシーンで目的地を探せるのは心強い。

電車移動をサポートする多彩な機能に注目

　プレミアムコースならではの機能はほかにもたくさんある。電車での移動がメインの人にとって、電車の遅延は目的地への到着時刻を遅れることにつながる痛い事態だ。しかし、有料会員なら、予定どおりに運行していない路線を迂回（うかい）したルート検索が行える。

　また、よく利用する路線をあらかじめ登録しておくだけで、遅延や運休が発生した際、事前にメールでお知らせしてくれる。家を出る前に電車の運行情報が分かるので、駅に着いてから経路を考えるより時間にも心にも余裕が生まれるだろう。

遅延や運休の配信設定ができる路線は複数設定可能。配信時間帯や配信日を任意で設定できるので、夜間や休日はオフにするなどのカスタマイズが可能だ

　この機能とあわせて使いたいのが「電車混雑リポート」（無料）。ユーザーが投稿した電車の運行状況や混雑状況を確認できる機能だ。電車が遅延している場合だけでなく、荷物が多いときやベビーカーでの外出時などにも活用できる。

電車の混雑具合を乗る前に把握できる

　また、ルート上の駅の時刻表を参照できるのはプレミアムコース限定の機能だ。トイレに立ち寄って予定の電車に乗れなかったときなどに、次の電車の発車時刻を確認しよう。ほかにも、定期券の区間をあらかじめ設定することで、その区間を優先的に利用したルートを検索することも可能。移動費を少しでも節約したいときなどに利用しよう。

時刻表を参照できるのは有料会員のみ（写真＝左）。各駅に何分に到着するかが分かる（写真＝右）

　プレミアムコースはよくつかうルートを保存できるブックマーク機能も便利。無料会員のブックマーク登録件数はルート検索結果10件のみだが、プレミアムコースに登録すれば、ルート検索結果100件、時刻表50件を保存できる

無料会員のブックマーク対応件数は15件だが、プレミアムコースに登録すれば、乗換案内の検索結果50件、トータルナビのルート検索結果100件、時刻表50件を保存できる

バスやタクシーでの移動にも最適

　トータルナビでは電車や車だけでなく、バスルートの検索機能も充実している。周辺のバス停や時刻表を確認でき、都営バス、京王バス、西鉄バスでは、リアルタイムのバス接近情報も参照可能。バス停の場所が分かりにくい場所でもスムーズに乗り場を探せ、到着までの時間が分かるのは、交通事情に左右されやすいバスを利用するうえではありがたい。

バスを利用したルートを検索すると、最寄りのバス停までの経路を教えてくれる。対応バス会社の場合、バス接近情報を確認できる。交通事情に左右されやすいバスでも、あとどれくらいで着くのかの目安になる（写真＝左）。バスの時刻表を参照できるので、バス会社のWebサイトを参照する必要がない（写真＝右）

　とにかく急いで目的地に着きたいときなどは「タクシー優先」を選択することで、電車＋徒歩＋タクシーを使った経路を教えてくれる。

「検索条件設定」で「タクシー優先」をオンにする（写真＝左）。徒歩での移動が極力タクシー移動に切り替わる。対応エリアであればこの画面からタクシー配車アプリを起動できる（写真＝右）

　タクシー配車アプリの「タクシー東京無線」（ダウンロード無料）と連携しており、東京23区、武蔵野市、三鷹市であればアプリからタクシーを手配できる。慣れていない土地でもスムーズにタクシーを呼べるうえ、タクシーがなかなかつかまらない場所では特にありがたい。

　車での移動時には、VICS情報に加え、道路を走行する自動車から送信されるGPS測位データを収集・分析して生成した交通情報を考慮したプローブ交通情報を考慮したルートを参照できる。地図上で渋滞や規制などの道路情報をリアルタイムで確認することも可能なので、車で営業に出るユーザーはもちろん、行楽シーズンなどにも役立つだろう。

マップ上でハイエンドなカーナビさながらの交通情報を参照可能。渋滞を考慮したルートを検索できるので、タクシーなどの車で移動したいときに重宝する

マルチデバイス対応でPCとの連携もバッチリ

　プレミアムコースに登録したNAVITIME IDでログインすると、スマホ、タブレット、PCなど複数のデバイス間で有料機能を利用できる。PCで検索した履歴をスマホで参照したり、勤務地や最寄り駅、お気に入りの店などを登録した「My地点」を複数のデバイスで確認したりできるので、何度も調べ直す必要がない。My地点やブックマークなどの情報をスマホとPCの両方で共有すれば、よりスムーズな検索が実現するだろう。