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» 2015年03月02日 14時02分 UPDATE

カーボンが魅せる、守る!:「Z3」をハードに保護するハイブリッドなヤツ――ディーフ「CLEAVE Hybrid」

くたびれたXperia Zからお安くなってきた「Xperia Z3」に機種変更。しかしそのままでは心もとないので、ディーフの「CLEAVE Hybrid」

[湯梨浜健,ITmedia]

 最近、「Xperia Z3」が随分とお安くなってきたので、くたびれたXperia Zから機種変更をした。ん、安かったのって、もしかして新型がもうすぐ発表だからだっけ? などといちいち勘ぐってはイケナイ。欲しい時が買い時なのだ(でも、新型が発表されたら落ち込む)。そして、真新しいXperia Z3を保護すべくバンパーを選んでみた。

 現行最新モデルのXperia Z3に機種変更をしたのは、そろそろ新しいOSの“Lollipop(ロリポップ)”の導入準備というのも理由なのだが、それはともかくとして、キズひとつない新品のXperia Z3に液晶保護ガラスフィルムを貼っていて気が付いてしまった……。この端末は思ったよりも柔らかい。とにかく薄くできているので、ガラスフィルムを密着させようと画面を押したら、液晶面が簡単にたわんだのだ。指を放せば元通りだけどこれにはビックリ。

 試しに本体を軽くねじってみると、思ったよりねじれるし……。恐らくは応力が生じた際に、端末が破損しないよう力を逃がすためだと思われるが、ちょっと不安だったのでXperia Z3にもバンパーを装着することにした。

 Xperia ZシリーズもiPhoneと同様に人気機種。バンパーは沢山あったが、自分の過去の実績からiPhoneと同じDeff(ディーフ)製の物を選択。芸がない? いえ、こういう物って安心を買うのと同じなので冒険はいたしませぬ。

 iPhone 6にはCLEAVE Chrono(クロノ)を装着しているので、Xperia Z3にはアルミニウムとカーボンファイバーの2種類の素材を使ったその名の通り 

“Hybrid(ハイブリッド)”な「CLEAVE Hybrid Bumper for Xperia Z3」というモデルを選択した。

 パッケージを手にするとわずかに軽さを感じたので、同じXperia Z3用のChronoと重量を比較すると、Hybridは約5グラム軽い約19グラム。バンパー本体の見た目の大きさに反して、以外とも思える軽さはちょっと驚くほど。

photo DeffのHybridバンパーのパッケージ。カラーはシルバー。上下はカーボンパーツで、バンパーカラーに関係なくカーボンブラックのみ
photo 見た目の重量感に反してとても軽いバンパーのがDeffバンパーの特徴。しかし、Hybridはさらに軽い

 軽さの要因はバンパーの上下に使われているカーボンファイバー。最近ではおなじみの素材だが、実は製法によって特性が大きく違う。“プリプレグ”と呼ばれる樹脂に浸した生乾きのカーボン繊維を、成形したい型に合わせて積み重ねた後に、樹脂を固めて完成――というのが簡単な流れ。ちなみに、この製法はウエットタイプと呼ばれる。

 次に樹脂を固める際に高圧の真空ポンプを使って、プリプレグに含まれる余計な樹脂を抜いて加熱処理をしたものがドライタイプ。ウェットもそこそこ強度はあるけど、カーボンのメリットは強度と軽さ。自転車のフレームやゴルフのクラブ、レーシングカーに使われている物はこのドライタイプなのだ。

photo ドライカーボン生成後の状態。ここからひとつひとつCNC精密機械加工で、不要な部分や余計な部分を削り出していく
photo アルミニウムとカーボンの接合部。内部は端末の形状に合わせて削り込まれている。端末が直接接触する部分にはシリコンが貼られていて、キズ防止になっている

 前置きが長くなったが、Hybridに使われているのは何とドライタイプ。このへんにDeffの素材への“こだわり”が垣間見える。しかも、さらにCNC加工を駆使してポートを生成したり、Xperia Z3の形状に合わせて削り出しているから恐れ入った。端末未装着のバンパーをねじってみてもビクともしない。これはオールアルミ製にはない感覚だ。

 材料好きとしては最初から無駄に興奮しつつも、装着はスルっと簡単に完了。Hybridも最近のDeff製品が採用するQuickLock(クイックロック)方式を採用しており、装着に一切の工具は不要なのだ。各種ボタン類はバンパー側に仮固定されているので、後から装着したり、装着し忘れるなどの心配も皆無だ。

photo 腕時計のリューズをモチーフにしたという大きなネジを指ではずすと、バンパーの1部を開くことが出来る。あとはスルッと滑り込ませるだけ

 装着を終えてすぐに感じるのは、端末を握った際に感じる剛性感。握った応力に対して跳ね返してくる感じが頼もしい。バンパーに守られている感をとても感じる。

 5.2型という端末サイズに装着したバンパーなのにもかかわらず、端末を握る部分は肉抜きされており、見た目ほどの大きさは感じない。手で持つとピッタリ収まる感じにはいつも感心する。

photophoto 単純に端末の周囲を1周することなく、持つ部分には肉抜きがされるなど、使いやすさも重視されている。イヤフォンジャック周りの処理も凝っている

 文頭にあったように、Xperia Z3には液晶保護ガラスプレートの「High Grade Glass Screen Protector for Xperia Z3」を貼っているのだが、ガラスの厚みでバンパーの縁と液晶面がほぼツライチになるため、より一体感が向上する。この組合せはお薦めだ。

photophoto バンパーだけだと、液晶画面保護のために若干の段差がある。液晶保護ガラスプレートをバンパーと組み合わせると段差が埋まるので一体感が高まる
製品名 バリエーション 価格(税込)
CLEAVE Hybrid Bumper for Xperia Z3 ブラック、シルバー、カッパー 1万2800円
High Grade Glass Screen Protector for Xperia Z3 DG-XZ3G3F(0.33ミリ厚 スタンダード表面用) 2280円

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