さて、世はセルフィー全盛時代。インカメラも使ってみなければなりますまい。アジア企業が開発したAscend Mate7(Huawei)とGALAXY Note Edg(Samsung)はインカメラの画素数を上げてきたし、自動的に美肌機能(ビューティーモード)がかかる機種などもあるし、何かと時代を反映しております。
iPhone 6 Plusのインカメラは130万画素(960×1280ピクセル)で画像サイズ的には最も少ない。イマドキ、もうちょっとあってもいいかと。ちょいとセルフタイマーモードで自撮りすると、自動的に連写して一番いいカットを選べる(だが連写音がうるさい)。
インカメラへの切り替えはメニューから行う。有効約210万画素で、アスペクト比は16:9。要するにフルHDサイズだ。
インカメラ機能が充実しているのが、ファーウェイのAscend Mate7だ。インカメラの画素数は500万画素(ただし下の作例では16:9で撮っているので約380万画素)。インカメラに切り替えると、自動的に「ビューティーモード」になり、美肌処理がかかる。今回は基本的にデフォルトのモードを使う方針なので、作例も美肌処理がかかったものになっている。自撮り時は背面の指紋センサーをシャッター代わりに使えるので片手でも撮影可能だ。
GALAXY Note Edgeも韓国の端末だけあって自撮り系は充実している。インカメラは370万画素でF1.9となかなか高性能だ。また、インカメラ時は背面の心拍センサーに指を置くだけで自分撮りができたり、美肌モードになったりする。
ユニークなところでは、メインカメラを使った自動自撮り機能や、両方のカメラを使ったデュアルカメラ、インカメラで簡易パノラマ撮影を行うワイド自分撮りという機能などがある。ワイド自分撮りは友だちなどと一緒に自分撮りする時や、広く背景を収めたい時に役立つ。
AQUOS ZETAのインカメラはフルHDサイズの約210万画素と最近主流のスペック。インカメラがディスプレイの下(つまり下部)に付いているので、自撮り時は上下逆にしての撮影を勧める。
インカメラワイド機能でパノラマ撮影っぽいこともできるが、GALAXY Note Edgeの同等機能に比べて難易度が高い。コツをつかむまでなかなかうまくいかない。
Xperia Z3のインカメラもフルHDサイズの210万画素センサーを採用。メイン/インカメラの両方を使うフェイスインピクチャー機能も備える。背景+顔のアップを同時に撮ってくれる。
では作例を。デフォルトで美肌化してくれるカメラの場合は美肌モードにしてます。まずは屋外での自撮りから。肌色の傾向はメインカメラと同様だが、Ascend Mate7のビューティーモードはもはやプリクラ的で面白い(もちろんオフにもできる)。
続いて、ちょっと暗くて条件が悪い室内での自分撮り。思った以上に肌色の表現に差が出た。
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