「格安SIM」とか「格安スマホ」って最近よく目にするけど、イマイチよくわからないしちゃんと使えるの?と思っている方、いらっしゃいませんか?
今回はあなたの「よくわからない」を解決すべく、「格安SIM」についてわかりやすくお話したいと思います。
まず、主な格安SIMサービスの最安プランの内容を表にしてみました。
これらのプランでは、データ通信のみの契約の場合、すべて月額料金は1,000円以下です。「格安SIM」と呼ばれる理由はまずここにあると言ってよいでしょう。
では肝心の「データ通信量」がどの程度になるかを、OCN モバイル ONEの70MB/日を例に見てみましょう。
こちらの使用例はあくまでも一例ですが、一日でこれだけのことができます。また、残った通信容量がその翌日に繰り越さるのもうれしいですね。
「外で動画は見ない」、「Webページもあまり見ない」という場合だと通信容量はもっと少なくて済むかもしれません。現在、キャリア契約でスマホを使っている方は、月にどれくらいのデータ通信をしているのかチェックしてみることをオススメします。意外に少なくてビックリするかも!?
また、もし基本通信容量を使いきってしまったとしてもまったく利用できなくなる訳ではありません。200kbpsと低速にはなりますが利用可能です。また、追加で高速データ通信の容量を増やせるので万一使いすぎても安心です。
先ほど挙げた例で、通信容量の目安はだいたいつかんでいただけたかと思います。次に、特に安いサービス2つにあった通信速度250kbpsとはどのくらい使えるか?について解説します。
動画閲覧には向いていませんが、メールやLINEなどのやりとりや、スマホに最適化されたWebページの閲覧などでは、ほぼ問題はありません。
スマホを使う時には主に屋内でWi-Fiを使うことが多く、外出時にはほとんどメールやLINEだけ、という使い方をされているような方は、思い切ってこちらの超格安プランを使ってみても良いのではないでしょうか。
それでも、「やっぱり高速通信を使いたい!」という場面も出てくると思います。そんな時は「通信量チャージオプション(速度切り替えサービス)」を使えば高速通信が可能になります。管理することが得意な人に最適なプランかもしれません。
SMSとは、電話番号で短いテキストメッセージを送受信できるサービス。最近ではメッセージを送るだけでなく、LINEなどのメッセージアプリ登録時に「SMS認証」として利用されています。
このオプションを含めると、1,000円をやや越えてしまいますが、あると便利な機能なので付けることをオススメします。
また、「090/080/070番号が必要!」とお考えの方や、現在使っている携帯番号を引き継ぎたい人は、音声対応SIMを選択ください。ほとんどの格安SIMブランドでMNPを受付けているので、現在使っている番号をそのまま使うことができます。
ただし、音声通話対応SIMを利用する場合は最低利用期間が設けられており、その期間中に解約すると違約金がかかるのでご注意下さい。
データ通信のみの契約でも、「050 plus」や「SMARTalk」などのIP電話サービスに加入すれば音声通話が可能になります。また、IP電話サービスは、音声SIMの通常通話料金よりも安くなります。今のところ、格安スマホは話し放題のサービスがないので、よく電話をする人は入っておきたいサービスです。
IP電話の通話品質に疑問を持つ人もいるかと思います。筆者の主観ではそこまで悪いということはありませんでした。確かに電波の悪いところでは、不安定になり着信が上手くいかないこともありますが、日常使う分には特に問題ありません。
月額1,000円以下の格安SIMでもできることはかなりたくさんあることをおわかりいただけたでしょうか。まずは、このプランを基準に考え、オプションの追加や、データ使用量に合わせたプランを選択することで自分に合った格安SIMプランを作ってみてはいかがでしょう?
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