P8 maxはP8と類似したデザインで、画面サイズを6.8型と大型化したモデルだ。タブレットに近いサイズだが、スマートフォンとして使うことも考えられており、いわゆる「ファブレット」に属する製品となる。サイズは93(幅)×182.7(高さ)×6.8(奥行き)ミリ、重量は228グラム。
6.8型のディスプレイはデュアルウィンドウに対応し、2つのアプリを横に並べて同時に利用できる。本体サイズは大きいものの厚さは6.8ミリに抑えており、大画面モデルのiPhone 6 Plusの7.1ミリ、Galaxy Note 4の8.5ミリより薄い。またサイズが大きいことを生かし、バッテリーは4360mAhと大容量のものを搭載。普段使いで2日以上バッテリーが持つ。本体はこちらもアルミ合金製、ディスプレイはゴリラガラス4と強度を増している。
どちらのモデルも2015年5月に約30カ国で先行販売が始まる予定だ。日本はその30カ国に含まれないが、これまでの同社製品の日本展開の状況を考えると、どちらかのモデルが投入されることは十分あり得るだろう。リチャード・ユーCEOも「ほかの国での展開は5月から1カ月以内程度」と話しており、夏モデルとして日本で発売されることを期待したい。
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