AppleやSamsungとガチンコ勝負――Huaweiの「P8」「P8 max」は何が変わったのか?日本での発売は?(2/2 ページ)

» 2015年04月18日 21時06分 公開
[山根康宏ITmedia]
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6.8型のP8 maxも発表 P8と合わせ日本発売は未定

 P8 maxはP8と類似したデザインで、画面サイズを6.8型と大型化したモデルだ。タブレットに近いサイズだが、スマートフォンとして使うことも考えられており、いわゆる「ファブレット」に属する製品となる。サイズは93(幅)×182.7(高さ)×6.8(奥行き)ミリ、重量は228グラム。

 6.8型のディスプレイはデュアルウィンドウに対応し、2つのアプリを横に並べて同時に利用できる。本体サイズは大きいものの厚さは6.8ミリに抑えており、大画面モデルのiPhone 6 Plusの7.1ミリ、Galaxy Note 4の8.5ミリより薄い。またサイズが大きいことを生かし、バッテリーは4360mAhと大容量のものを搭載。普段使いで2日以上バッテリーが持つ。本体はこちらもアルミ合金製、ディスプレイはゴリラガラス4と強度を増している。

photophoto ファブレットとしても大きい6.8型の「P8 max」(写真=左)。リチャード・ユーCEOは「このサイズでもポケットから出せる」とアピール(写真=右)
photophoto 大画面を生かし、横方向のUIやデュアルウィンドウにも対応(写真=左)。大容量バッテリーにより2日以上の利用が可能(写真=右)

 どちらのモデルも2015年5月に約30カ国で先行販売が始まる予定だ。日本はその30カ国に含まれないが、これまでの同社製品の日本展開の状況を考えると、どちらかのモデルが投入されることは十分あり得るだろう。リチャード・ユーCEOも「ほかの国での展開は5月から1カ月以内程度」と話しており、夏モデルとして日本で発売されることを期待したい。

photophoto P8同様にプレミアム感あふれるボディ(写真=左)。第一次発売国。日本の名前はないものの、販売には期待できる(写真=右)
photophoto 5.2型モデルのP8(写真=左)。アルミ合金に覆われた高級感あるボディ(写真=右)
photophoto 厚さは6.4ミリ。側面は丸みを帯びたデザイン。SIMカードスロットを備える(写真=左)。EインクケースはP8にぴったりフィットする(写真=右)
photophoto P8のデザインテイストのままサイズを6.8型にしたP8 max(写真=左)。大型だが片手でもギリギリ持てる横幅サイズだ(写真=右)

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