受け取ってからのセットアップは、側面の電源ボタンを押して電源を入れ、画面の指示に従っていくだけだ。電源ボタンの位置さえ確認できれば、特に悩むことはなかった。
ペアリングはApple Watchの画面をiPhoneで撮影するというユニークなスタイル。ペアリングに失敗することもなく、コードの入力なども特に不要で、受け取り同様こちらもスムーズに完了した。
ステンレススチールケースとミラネーゼループは美しく、久々に時計をしているという感覚がある。サイズは42ミリを選んでいるせいもあってか、付けた当初はやや重さを感じたが、装着しているうちに慣れてしまった。キーボードタイピング時にバンドが邪魔になるのではと懸念していたが、ミラネーゼループの薄さもあってまったく気にならない。これなら装着しつづけられそうな気がしている。
既存のiPhone用アプリでApple Watchに対応済のものは、iPhoneのApple Watchアプリで有効にすると、自動的にApple Watchにもインストールされるようだ。すでにLINEをはじめとして、クックバッドやEvernote、Yahoo!乗換案内など、おなじみのアプリをApple Watchにも対応させてみた。早速さまざまな通知が届きはじめている。最初はなんでも有効にしてしまうため、通知で常に手首が振動にさらされているが、そのうち厳選されていくのだろう。
また、仕事しながらiPhoneで音楽再生しているときは、Apple Watchでプレイリストの変更などができるようになった。iPhoneに手を伸ばさなくて済むため、ついつい他のアプリを立ち上げて気が散ってしまうことがない。Apple Watchの1つのメリットだと思う。
しかし、Android Wareのユーザーインタフェースに慣れていたため、フリックの向きなど操作で少々戸惑っているというのが正直なところ。ただ、これまでiPhoneの通知をガッツリ受けられるウェアラブルデバイスを所有していなかったので、これからが非常に楽しみである。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.