ドコモが新端末&新サービス発表――これからのスマホは「生体認証」を重視、ポイント&決済サービスの刷新でお得度もアップ加藤社長から驚きの一言も(3/5 ページ)

» 2015年05月14日 23時31分 公開
[房野麻子ITmedia]

 玉塚社長のプレゼンテーションの後、加藤社長が再び登壇し、会員プログラムのdポイントクラブについて説明を行った。ドコモプレミアクラブはドコモユーザーのための会員プログラムだったが、dポイントクラブはドコモユーザーでなくても利用できる入会金・年会費無料の会員プログラムになる。過去6カ月間のdポイント獲得数に応じてレギュラー、ブロンズ、シルバー、ゴールドの4つの会員ステージが設定されるが、ドコモの継続利用が10年以上であれば、無条件でブロンズ、15年以上はシルバーとなる。

photo dポイントのステージ分け。ドコモ料金の支払いでたまるポイントは、レギュラーからシルバーまでの場合、1000円で10ポイントに統一された

 dポイントも携帯電話料金の支払いでポイントがたまるが、その付与率はレギュラーからシルバーまで、1000円ごとに一律10ポイントへ統一する。そのため現在のようにステージが上がればポイントがよりたまりやすなる分けではない(ゴールドは100ポイント)。しかしその変わりとして、ステージごとの特典を進呈する。

 例えばブロンズステージ向けには、映画館や遊園地、レストランで利用できる「スペシャルクーポン」を設定。シルバーとゴールドでは、ホテルの宿泊やJALのラウンジ、テーマパークの優待などを抽選でプレゼントする「プレミアムクーポン」と、dTVの新作などドコモのデジタルコンテンツを安く購入できるdマーケット特典を用意した。また対象期間中に1度でもdカード(iD)、dカード miniを使うと、ステージに応じて500ポイントから3000ポイントを進呈する特典もある。

photo ステージに合わせたクーポンを用意
photo さらに期間限定で、dカードの利用でもdポイントをプレゼントする

 なお、+dの展開とともに社会価値の協創にも取り組むとして、医療、健康、教育、農業などに関する事例も紹介された。

photo 医療情報システム開発に関する慈恵医科大との取り組みや、オアシスとの健康サポートサービス、新潟とのICT農業における提携などを紹介

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年