ASUSTek、ZenFoneタブレット版「ZenPad」に自撮特化「ZenFone Selfie」など2015年投入モデルを公開COMPUTEX TAIPEI 2015(2/2 ページ)

» 2015年06月02日 02時46分 公開
[長浜和也ITmedia]
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とにかく自分をきれいに撮りたい人のための「ZenFone Selfie」

 「ZenFone Selfie」は、カラフルなカラーバリエーションと、フロントカメラとリアカメラがともに有効1300万画素という高画質カメラを実装したのが特徴のスマートフォンだ。カメラ機能では、フラッシュを使っても自然な色で撮影できるデュアルLEDフォトライトをフロントカメラとリアカメラに用意したほか、リアカメラではレーザー測距を使ったオートフォーカス機能を実装した。

自分撮り機能を強化したスマートフォン「ZenFone Selfie」

リアカメラだけでなく、フロントカメラも有効1300万画素になった。フロントカメラではデュアルLEDフォトライトも搭載する。ただし、レーザー測距利用のオートフォーカス機能はリアカメラだけだ

 ほかのカメラ関連機能では、ディスプレイを“S”字になぞるとカメラアプリが起動する「ZenMotion」や、肌の色をファインダ画面でリアルタイムで補正する「Real-Time Beautification」、自画撮りで自分の顔と背景の両方を明るく撮影するのに威力を発揮する「HDR Selfies」など、自分撮りに特化した機能を用意する。

ファインダ画面でリアルタイム“補正”する「Real-Time Beautification」を導入

フロントカメラでF値2.2のレンズを、リアカメラでF値2.0のレンズをそれぞれ搭載し、暗い場所でも明るい画像を撮影できる

6センチまで寄れるマクロ撮影機能は“飯テロ”で威力を発揮する

 ディスプレイサイズは5.5型で解像度は1920×1080ピクセル。画面密度は403ppiに達する。IPS駆動方式の採用で視野角は178度を確保。最大輝度は400カンデラ/平方メートルになる。ディスプレイはGorilla Glass 4で保護している。プロセッサは64ビット命令に対応するQualcommのSnapdragon 615を搭載した。

美しいのに超高性能なZen AiO

 Zen AiOシリーズは、ディスプレイ一体型PCのラインアップで、23.8型ディスプレイ搭載モデル「Zen AiO Z240IC」と21.5型ディスプレイ搭載モデル「Zen AiO Z220IC」を投入する。最薄部では6ミリというスリムデザインのZen AiOは、アルミ削りだし加工で成形したユニボディを採用する。

見た目だけでなく性能も“てっぺん”を目指すディスプレイ一体型PC「Zen AiO」

背面にはUSB 3.1 Type-Cを搭載する

 デザインに配慮する一方で、処理能力も重視している。CPUはクアッドコアタイプの“最新世代”Core i7シリーズを搭載し、システムメモリには“DDR4-2133MHz”を32Gバイトまで載せる。また、データストレージではPCI Express x4接続のSSD 512Gバイトを内蔵する。加えて、グラフィックスコアでは、GeForce GTX 960Mを搭載し、グラフィックスメモリとして4Gバイトを実装する。本体搭載インタフェースではUSB 3.1を用意するほか、Z240ICでは、インテルのRealSence 3D対応カメラも利用できる。

GeForce GTX 960Mを搭載したZen AiOの3DMarkスコアは、競合する“ディスプレイ一体型”と比べて約4倍

PCI Express x4接続SSDの転送速度はSerial ATA 6Gbps接続HDDの4倍、Serial ATA 6Gbps接続HDDと比べて26倍にも達する

ASUS ProArt Moniter

 「ASUS ProArt Moniter」は、32型で解像度3840×2160ピクセル対応ディスプレイだ。液晶駆動はIPS方式で視野角は上下、左右ともに178度を確保する。画面密度は138ppi。Adobe RGB 100%の色域を再現するほか、ハードウェアカラーキャリブレーション技術「ProArt Calibration Technology」を導入する。映像入力インタフェースには、Display Port 1.2、Mini DisplayPort 1.2、HDMI 2.0、HDMI 1.4を用意する。

解像度3840×2160ピクセルに対応し、画面密度は138ppiに達する

Adobe RGB 100%の色域再現にも対応

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