連載
» 2015年06月11日 14時07分 UPDATE

ルータープリンスの「5分で知る最近のモバイル通信&ルータ事情」:「来るべき時が、来た」――WiMAX 2+で通信速度制限始まる (2/2)

[島田純,ITmedia]
前のページへ 1|2       

KDDIが韓国向けのモバイルWi-Fiルーターをレンタル 料金は1日700円

 KDDIは5月29日より、auの携帯電話契約者向けに、韓国で使えるモバイルWi-Fiルータ−のレンタルサービスを開始した。成田、羽田、中部、関西の主要空港では即日でレンタルを申し込めるほか、事前申し込みをしておけばauショップでの受け取りや自宅への配送にも対応する。

photo レンタルされるモバイルWi-Fiルーター

 レンタル料金は1日あたり700円(税抜)。KDDIの提供する「海外ダブル定額」の定額料金である1日あたり最大2980円と比べて約4分の1と安価に設定されており、韓国へ渡航するKDDIユーザーとしては現地での通信手段として有力な選択肢となるだろう。なお、申込手数料として別途500円がかかるが、auのWebサイトからなら無料になる。

 国内向けに発売されるスマートフォンやタブレットは、5月1日以降に発売される機種よりSIMロック解除に対応することが義務付けられており、KDDIも新発売となる機種からSIMロックの解除に対応している。ただし、SIMロック解除が可能になるのは購入から180日経過後である上、実際に渡航先で実際にサービスが利用できるかどうかは、対応する通信方式や周波数帯によって異なる。そのため、現地で確実に使えるモバイルWi-Fiルーターをレンタルできるのは心強い。

 韓国向けのモバイルWi-Fiルーターレンタルは、国内でも多くの事業者がサービスを提供している。韓国の空港でもレンタルできるが、旅先で余計な手続きを避けたいなら、国内でレンタルして返却するサービスが安心だ。

photo ソウル金浦空港にある携帯電話各社のカウンター。モバイルWi-Fiルータのレンタルサービスなども提供している

モバイルWi-Fiルーター「MR04LN」はCA対応で夏頃発売か?

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3社が、2015年夏モデル機種を相次いで発表した。モバイルWi-Fiルーターの新機種はソフトバンクがY!mobileの新商品として発表した「Battery Wi-Fi」(ZMI製)のみにとどまった。

 そんななか、NECプラットフォームズ(旧NECアクセステクニカ)から発売されているモバイルWi-Fiルーター「Aterm MR03LN」(以下、MR03LN)の後継機と思われる「MR04LN」という型番が、総務省が公開する各種認証情報にて確認できている。

photo 「Aterm MR03LN」

 MR04LNの発売日および製品仕様に関する公式情報は発表されていないが、先日開催されたWIRELESS JAPAN 2015では、LTE-Advanced対応のモバイルWi-FiルーターとしていくつかのMVNOのブースで参考展示されていた。会場でスタッフに話を聞いたところ、MR04LNの詳細な発売時期は不明としながらも、夏頃に向けて発売の準備を行っているとのことだ。

 ドコモからはすでに「Wi-Fi STATION HW-02G」、および「Wi-Fi STATION L-01G」などのLTE-Advanced対応機種が発売されていることや、MR04LNの発売タイミングなどを考慮すると、MR04LNがキャリアアグリゲーションに対応する可能性が非常に高い。

 MR03LNは、ドコモのMVNOで使えるモバイルWi-Fiルーターとして長く人気製品となっているだけに、後継となるMR04LNの登場が今から楽しみだ。

前のページへ 1|2       

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう