スマートフォンアプリの競技会「SPAJAM2015」最後の予選が6月20日から21日にかけて東京で開催された。
応募者多数のため急きょ開催となった東京C会場には、12チームが参加。「デートに使える」というテーマのもとアプリ開発を行い、最優秀賞はチーム「Spasibo」のアプリ「polaRIUM」となった。
polaRIUMはデート中にお互いの映像を撮影し、手書きのメッセージを加えて相手と共有できるカメラアプリだ。撮影から一定時間経過しないと閲覧できないほか、お互いのスマートフォンを接触させないとメッセージを書けないなどあえて制約を設け、デート中やデート後のカップルを盛り上げる仕組みを搭載。アイディアのユニークさ、NFCや手書きメッセージと映像の合成など実装力やプレゼンテーションが総合的に評価された。
審査員はドワンゴ モバイル業務統括本部 本部長 川下勝也氏、モバイル・コンテンツ・フォーラム 専務理事 岸原孝昌氏、サイバード ゲーム事業本部 プロデュース統括部 エグゼクティブプロデューサー/シニアエンジニア 島村友造氏、富士通総研 第一コンサルティング本部 産業・エネルギー事業部 シニアコンサルタント 武田英裕氏、App Annie Japan カントリー ディレクター 滝澤琢人氏、コロプラ 人財部 柳澤康弘氏。優秀賞として「奥西カンパニー」「じんぼうズ」「マッシュ&ルーム」の3チームも表彰されている。
最優秀賞に加えて、全国の予選で優秀賞となったチームから最大3チームが本戦出場権を獲得。本選ではガンホー・オンライン・エンターテイメント 代表取締役社長CEO 森下一喜氏率いるエキシビションチームも競技に参加する。
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