ベゼルを回して操作 Samsung発表イベントで「Gear S2」をチェック――「Galaxy View」の予告もデジタルクラウンより使いやすい(2/2 ページ)

» 2015年09月04日 18時03分 公開
[山根康宏ITmedia]
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デザインは2種類、3G版は「eSIM」搭載

 Samsung Gear S2のデザインは、プラスチックベルトを採用したカジュアルデザインの「Gear S2」と、高級腕時計ライクなデザインを取り入れた「Gear S2 Classic」の2種類。さらにGear S2には、Bluetooth/Wi-Fiのみに対応するモデルと、音声通話も可能な3G対応モデルの2種類がある。

photo ホワイトとグレーの2色展開のGear S2。ベルトはプラスチック製
photo Bluetooth/Wi-Fi版と3G版の2モデル展開

 この3GモデルはSIMを本体に組み込んだ「eSIM」方式を採用。そのため販売先は、eSIMでのサービスを提供できる一部の事業者のみとなる模様だ。なおGear S2 Classicは3G非対応となっている。

photo 3G版は組み込み型のeSIMを搭載
photo 高級感あるGear S2 Classic

 本体は防水/防じん(IP68相当)対応で、ディスプレイガラスには傷に強いGorilla Glass 3を用いた。そしてスマートウォッチで気になるの電源周りだが、充電はケーブルの着脱が不要のワイヤレス充電に対応。本体のバッテリー残量が少なくなると省電力モードとなり、画面表示がカラーからモノクロになるなど、消費電力を低減させる仕組みを取り入れている。

photo 省電力モードでは画面がモノクロ表示に切り替わる
photo ワイヤレス充電にも対応

 発売は10月の予定で、価格や販売国については発表会ではまだアナウンスされなかった。

photo Gear S2本体。こちらのタイプはベルトは専用品を利用。カラバリはホワイトとグレーの2色。別色のベルトも発売予定。ディスプレイは1.2型タッチパネルで、Gorilla Glass 3で傷がつきにくい
photo スマホには専用アプリをインストール。このアプリ側からGear S2を設定できる
photo 文字盤のフェイス変更などはGear S2でも各種設定できるが、このようにスマホアプリからも同様の設定が可能だ

情報未公開の新デバイス「Galaxy View」を予告

 なお今回の発表会の最後には、全く予告されていなかった新デバイス「Galaxy View」が10月に発表されるというアナウンスが行われた。公開されたのはイメージ動画のみだが、超大画面タブレットともうわさされている。

photo 発表会の最後に上映されたティーザー動画。全く異なる製品のイメージを改めて発表するという

 Samsungは8月のGalaxy Note5/Galaxy S6 edge+発表会で、9月にGear S2を発表すると予告。そして今回のGear S2発表会ではGalaxy Viewを予告と、新製品発表会で“One More thing”ではなく、次なる新製品を予告するという期待感を持たせる演出を立て続けに行っている。

photo 10月にGalaxy Viewを発表するとアナウンスした
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