以上の準備を済ませたら、バージョンアップです。Wi-Fi経由でダウンロードする場合でもドコモ契約のドコモminiUIMカードが必要です。
通常であれば、バージョンアップができる状態になると「Androidバージョンアップ」という通知が出てきます。その通知パネルをタップすると、OSバージョンアップの概要が表示されます。通知が出ない場合は、バージョンアップの有無を手動で確認しましょう。端末設定の「その他」→「端末情報」→「Androidバージョンアップ」→「バージョンアップを開始する」で確認できます。
バージョンアップの概要画面で、データのダウンロード方法を選択できます。Wi-Fi接続していると「今すぐ実施」を選択できます。Xi(LTE)またはFOMA(3G)回線を使う場合、またはWi-Fi接続で夜中にダウンロードしたい場合は「予約して実施」を選択しましょう。予約して実施する場合、予約時間は端末側が夜中〜早朝のスマホを使わないであろう時間帯を自動的に指定します。その時間で良ければ「予約確定」をタップしましょう。
いずれのダウンロード方法においても、ダウンロード後の処理を選択できます。ダウンロードしてすぐにインストールしたい場合は「ダウンロードしてインストール」を選びます。この場合、ダウンロード完了後にインストールの確認画面が表示され、放っておくとバージョンアップが始まります。ダウンロード後、手動でインストールを始めたい場合は「ダウンロードのみ」を選びます。ダウンロードが完了すると、その旨が通知されるので、それをタップするとインストールが始まります。
ダウンロード時の確認画面によると、所要時間はダウンロードに約28分、インストールに約39分の計約67分(1時間7分)だそうです。ダウンロードは回線のスピード、インストールはアプリの数によって左右されるので、あくまで目安です。状況によって前後しますので注意しましょう。
今回は、Wi-Fiで「ダウンロードしてインストール」を選択しました。この場合、ダウンロードが完了すると、更新内容と注意事項が再度表示されます。データのバックアップなど、やり忘れた作業がある場合は、いったんホームキーを押してホームに戻りましょう。この画面でしばらく待つか、「インストール」をタップすると、バージョンアップの準備が始まります。準備が完了すると、自動的に再起動します。
再起動すると、ドコモロゴの後にAndroidバージョンアップ中である旨の画面が表示されます。進捗(しんちょく)状況も数字で分かりやすいです。10のプロセスが全て100%になると、もう一度再起動がかかります。
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