5.7型ディスプレイ搭載の大画面モデルだが、実際に手にすると見た目よりもスリムで軽量だ。とはいえ、横幅が大きく滑らかなメタルボディーは片手だけだと握りにくい。基本的には両手で持って操作することになる。文字を親指でフリック入力する場合は、設定でキーボードを右か左に寄せると操作しやすい。
サイドキーは本体右側、親指で押しやすい位置にある。だが、スリープやロック解除なら背面の指紋認証センサーを利用した方がスマートだ。
横幅72.6ミリ、重さ136グラムと、今回紹介する6機種の中では一番スリムで軽量だ。片手で握りやすいように、本体側面も背面から表側に向かって細くなるように工夫されている。多くの男性は、片手親指だけでスムーズに操作できるだろう。
サイドキーは右側面、背面には指紋認証センサーを搭載。Nexus 6Pと同じく、スリープとロック解除は指紋認証センサーを使った方がスムーズだ。背面は樹脂素材だが、表面処理によりサラッとした質感で、安っぽさは感じない。
光学3倍のレンズユニットを搭載した影響で、本体の最厚部が11.95ミリ、重量185グラムと大きく重くなっている。縦持ちでは本体上部がやや重たく、カメラ部が盛り上がっていることもありやや持ちづらい。大柄な男性なら片手で操作できるかもしれないが、基本的には両手で持って操作する端末だ。
電源やボリューム(音量)のほか、シャッターキーなどは全て右側面に搭載している。本モデルは背面にプレミアムレザーを採用しているが、縦持ちでは指をカメラ回りのパーツに手をかけて持つので、あまり高級さを感じられない。カメラ撮影時の横持ちでは、高級コンパクトデジカメを持っているような皮の触感を楽しめる。
スマホとしてはかなり大きい6型液晶を搭載。横幅84ミリ、重量190グラムと今回の6機種で一番大きく重たい。片手だけで操作するのは難しく、通常は両手で持って操作することになる。だが、背面は中央から側面にかけて薄くなっており、手のひらへの収まりは良い。
電源キーは本体上面に搭載。やや押しづらい位置にあるので、普段は画面のダブルタップでスリープ状態を解除できるよう設定しておくと便利だ。ボリュームキーは背面にあり誤操作しづらい。背面は樹脂製カバーで覆われている。ヘアライン加工風の表面処理により、そこまで安っぽい感じはしない。
表側はGorilla Glass 4、背面はメタル素材で覆われており、質感は全スマホを比べてもトップクラスに位置する。厚さも7.2ミリとかなりスリムだ。ただ、画面は5.5型で幅75.3ミリのやや大きい端末なので、基本的には両手で持って操作することになる。
電源とボリュームキーは右側面に搭載。キートップもメタル素材だ。背面のメタル素材は梨地仕上げで、サラッとした質感。同じHuawei製スマホには3万円台でメタル素材を採用した「HUAWEI GR5」あるが、質感はMate Sの方が上だ。背面には指紋認識センサーが搭載されている。スリープとロックを解除するなら、電源キーを使うよりも指紋認証を使った方がスムーズだ。
5.2型液晶で横幅73.8ミリと、今回の6機種ではNexus 5Xに次いでコンパクトな端末。男性の手なら、ギリギリ片手親指だけで操作できるサイズだ。
電源キーとボリュームキーは右側面に搭載。外装は樹脂製だが、サラッとしたマット質感の表面処理が施されている。質感やカラーを含めて、スポーツ向けのデジタル機器を思わせるデザインだ。形状や重さにあまり特徴はなく、ややカジュアルな印象の普段使いしやすいハイエンドスマホとなっている。
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