最後に東京都内のアイティメディア社内(会議室)で午後に測定した。やはりランチタイムのためネットワークは混雑しやすい。
ここでもau(LTE NET)が勝利。しかも下り平均62Mbpsを超え、極めて良好な成績だ。2〜3月の測定結果よりも速い。
一方、2つのMVNOは2〜3月よりも結果が悪くなっており、UQ mobileは平均0.62Mbps、mineoは0.38Mbpsとつらい数字。ただし上りの通信速度は4回のテストの中では良く、3月の結果(UQ mobileが平均2.84Mbps、mineoが平均3.53Mbps)よりも良い。UQ mobileが上り7.46Mbps、mineoも6.45Mbpsでau(LTE NET)の5Mbpsを上回った。
計測開始時刻 | 下り平均(Mbps) | 上り平均(Mbps) | |
---|---|---|---|
UQ mobile | 12:26 | 0.62 | 7.46 |
mineo | 12:31 | 0.38 | 6.45 |
au(LTE NET) | 12:20 | 62.06 | 5.09 |
今回は下り平均速度を見ると、ランチタイム2回、夕方1回の混雑時に本家au(LTE NET)が圧倒し3勝。だがなかなか下りの速度で勝ち星を挙げられないmineoが午前中に1勝した。3月はUQ mobileも2勝を挙げていたが、今回は勝ち星を挙げられず。だが夕方にも強いのは変わらず、通信速度においてはmineoよりもナンバー2の地位にふさわしい。
4月のau系MVNOの傾向を簡単にまとめると以下のようになる。
3月にも述べたが3サービスということもあって、それぞれの傾向はハッキリしており、特に変化も見られない。mineoが朝に頑張ったものの、午前中は3サービスとも速度は毎回良いので、やはりカギは混雑時。MVNOの2サービスはランチタムは我慢の時間帯。夕方は盛り返すので(特にUQ mobile)、ドコモと同じく速度が遅い時間帯は上りのサービスを活用したい。
au LTE NETは30〜60Mbps以上で3月よりも全体的に速度が向上した。いつでも数10Mbpsを出すのでさすが本家といったところ。利用していてストレスを感じることはなさそうだ。
今回の測定結果はあくまで参考データの1つとして役立てていただき、他のさまざまな情報も踏まえて、より良いMVNOを選んでほしい。
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