この夏、ファーウェイからライカテクノロジーのカメラを搭載した「HUAWEI P9」と、コスパに優れた「HUAWEI P9 lite」が登場する。特にP9はスマホとは思えない高品質な写真を撮影できるのが特徴だ。2機種の魅力をじっくりと見ていこう。(提供:ファーウェイ・ジャパン)
この夏、SIMロックフリー端末で人気のファーウェイから、ライカテクノロジーのダブルレンズカメラを搭載したハイエンド端末「HUAWEI P9」と、リーズナブルな高品質モデル「HUAWEI P9 lite」が発売される。
「HUAWEI P9」はスリムな金属の削り出しボディーに、最新プロセッサの「Kirin 955」を搭載したハイエンド端末だ。国内のSIMロックフリー端末はハイエンドモデルが少ないだけに、「待っていました!」という人も多いだろう。
カメラ好きにはたまらないのが「ライカ」のテクノロジーによる1200万画素ダブルレンズカメラだ。高画質や高感度はもちろんのこと、ボケを生かしたデジタル一眼風の写真や、本格的なモノクロ写真を気軽に撮影できる。
オートフォーカスも高速で、近距離や暗い場所に強いレーザーフォーカスと、ダブルレンズの視差から正確な距離にピントを合わせる「デプス(depth)フォーカス」を搭載。レーザーフォーカスを搭載したスマホが苦手とする距離でも素早くピント合わせが可能だ。
このダブルレンズカメラ、片方には1200万画素の一般的なRGBカラーセンサー、もう片方には1200万画素モノクロ専用センサーを搭載している。片方のカラーセンサーだけでも高画質なはずだが、なぜもう1つモノクロセンサーを搭載したのだろうか。疑問に感じる人もいるだろう。
モノクロセンサーは、RGBカラーセンサーが色の判別に必要とするカラーフィルターを搭載しない代わりに、同じセンサーサイズなら感度が約300%も高い。さらに、被写体の明暗や細部をより正確かつ緻密に描写できる。P9では、色鮮やかなRGBカラーセンサーの情報に、モノクロセンサーの情報を組み合わせることで、より高感度かつ解像感に優れた写真を描き出せるわけだ。
オートで何枚か撮影したところ、色が鮮やかで高感度なのに加えて、被写体の存在感がハッキリとした写真を撮影できた。一般的な高画質カメラ搭載スマホと比べ、被写体の輪郭と背景の境目がぼやけずハッキリと描写し、被写体の明るい部分から暗い部分にかけての明暗差もしっかり描き別けている。これまでのスマホ写真と比べると、曇ったフィルターを1枚取り去ったかのような画質だ。
高画質なカメラをさらに生かす機能として、「標準」「鮮明」「ソフト」の3種類のフィルムモードを搭載している。「鮮明」は赤が鮮やかでコントラスト高め、「ソフト」もコントラスト高めだが落ち着いた発色が特徴だ。特に、花や料理、風景をより印象的に描き出したいときに便利だ。カメラ慣れしている人なら、「プロモード」で感度やシャッター速度を変更して思い通りの写真を撮るのもいいだろう。
デジタル一眼のようなボケ味のある写真も「ワイドアパーチャ撮影」で楽しめる。撮影は被写体をタッチして、ボケの量を絞り(F値)でF0.95からF16まで好きな数値に変更するだけ。さらに、これらピントの位置やボケの量は、撮影後でも自由に変更して好みの写真を保存できる。撮影時はシャッターに集中して、あとからじっくり編集するのもいいだろう。
モノクロセンサーだけを使った、本格的なモノクロ撮影も可能だ。写真家があえてモノクロフィルムで撮影するような、印象的な写真を気軽に撮れる。P9のモノクロ撮影が優れているのは、ダブルレンズに搭載されたモノクロセンサーを利用する点だ。これにより、光の明暗差の描写力や高感度性能など、モノクロセンサーの魅力を100%生かした撮影が可能になる。一般的なカメラが搭載する、カラー画像をモノクロで保存にするものとはまったくの別物だ。
実際にモノクロ撮影モードで街中をのぞいてみると、被写体の形状や存在感、光の強弱の美しさがストレートに表現され、同じ構図でもカラー撮影とは全く異なる印象的な光景が目の前に広がる。アーティスト気分で、どんどんシャッターを切りたくなること間違いなしだ。特に、モノクロ写真からカメラを始めた愛好家なら、この機能だけでP9が欲しくなるだろう。
インカメラには高画質かつ高感度の800万画素センサーを採用。広角レンズ搭載で、ファーウェイが得意とするビューティー撮影にも対応。鮮やかかつ、肌は滑らかな写真を撮影できる。
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提供:ファーウェイ・ジャパン
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2016年6月26日