バッテリーを強化した「Moto Z Play」、光学10倍ズームレンズ搭載モジュール「True Zoom」登場IFA 2016

» 2016年09月01日 17時42分 公開
[田中聡ITmedia]

 Lenovoが8月31日(現地時間)、ドイツ・ベルリンで開催される「IFA 2016」に合わせ、Motorolaブランドの新スマートフォン「Moto Z Play」を発表した。

Moto Z Play 「Moto Z Play」
Moto Z PlayMoto Z Play

 Moto Z Playは、大容量のバッテリーを搭載したAndroidスマートフォン。背面はガラス、側面にアルミを採用したボディーに5.5型のフルHD(1080×1920ピクセル)Super AMOLEDを搭載した。

 バッテリー容量は3510mAh/連続使用時間は50時間で、Moto Zの2600mAh/30時間から進化させた。15分の充電で9時間の利用が可能になる「TurboPower」もサポートしている。カメラはアウトが1600万画素、インが500万画素となってる。ディスプレイ面の下部には指紋センサーを搭載した。プロセッサはSnapdragon 625(8コア)、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GB。

 Moto Z Playは9月上旬から世界各国で販売を開始する。価格は欧州で499ユーロ(約5万7000円)、米国で408ドル(約4万2000円)。

 端末の背面に装着できる「Moto Mods」にも対応しており、JBLのスピーカーや大容量バッテリーパック、プロジェクターなどを装着してスマホの性能を拡張させられる。

「Moto Z Play」の主な仕様
機種名 Moto Z Play
メーカー Lenovo
OS Android 6.0.1
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 625/2GHz 8コア
メインメモリ 3GB
ストレージ 32GB
外部メモリ microSDXC
ディスプレイ 約5.5型フルHD Super AMOLED
解像度 1080×1920ピクセル
バッテリー容量 3510mAh
アウトカメラ 有効約1600万画素CMOS
インカメラ 有効約500万画素CMOS
ボディーカラー ブラック、シルバー、ブラックスレート
サイズ 約76.4(幅)×156.4(高さ)×6.99(奥行き)mm
重量 約165g
ネットワーク FDD-LTE:Band 2(1900MHz)、3(1800MHz)、4(1700/2100MHz)、5(850MHz)、7(2600MHz)、13(700MHz)

 新たなMoto Mods製品として、Hasselblad(ハッセルブラッド)の光学10倍ズームレンズを搭載した「True Zoom」も発表。Moto Z、Moto Z Force、Moto Z Playで利用できる。サイズは72.9(幅)×152.3(高さ)×9.0〜15.1(奥行き)mm、重量は145g。

Moto Z Play Moto Zシリーズに装着できるモジュール「Moto Mods」の新製品「True Zoom」

 有効約1200万画素、1/2.3型のCMOSセンサーを採用しており、RAW形式での撮影も可能。デジタルカメラと同じ感覚で操作できるよう、シャッターキーやズームキーを搭載した。瞬間的に強い光を放つキセノンフラッシュを搭載しており、一般的なスマホのフォトライトよりも暗所できれいに撮影できることが期待される。動画撮影はフルHD(1080×1920ピクセル)までサポートする。

 Hasselbladの画像処理ソフト「Phocus」が無償提供されるほか、もとの品質のまま無制限で写真を保存できる「Google フォト」を2年間無料で利用できる。

 True Zoomは9月上旬から世界各国で販売を開始する。価格は欧州で299ユーロ(約3万4000円)。米国では9月8日に事前予約を開始し、15日から販売する。価格は249.99ドル(約2万6000円)から。

Moto Z PlayMoto Z Play 装着すると、まるでコンパクトデジタルカメラのような外観になる
Moto Z Play
Moto Z Play 撮影画面

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