ウルトラ・ハイブリッドS(Ultra Hybrid S)は、背面が透明なポリカーボネート、外周部がTPU素材となっているハイブリッドケースだ。カラーはクリスタル・クリア1色なので、それを装着してみる。
通常の「ウルトラ・ハイブリッド」との大きな違いは、「S」の名のゆえんでもある自立スタンドを装備している点にある。FaceTimeなどインカメラを使うコミュニケーションアプリを使ったり、動画を視聴したりする際に役に立つ。
では、サウンドスイッチやサイドキーまわりの様子も見てみよう。
ウルトラ・ハイブリッドSも、iPhone 7を包み込むように保護する設計となっている。ボリュームスイッチ部は切り抜かれており、ボリュームキーと電源キー部分にボタンを備えているが、いずれもiPhone 6sで問題なく使えるようになっている。
包み込むタイプということで気になるアウトカメラ回りと端子部も見てみよう。
やはりLightning端子は問題ないが、イヤフォンマイク端子は「犠牲」となってしまう。イヤフォンマイクを使わないならiPhone 6s/6ケースとしても使えるという結論となる。
iPhone 7用ウルトラ・ハイブリッドSは、公式ストア、Amazonストア、Yahoo!ストアで購入できる。公式ストアでの販売価格は2990円だ。
ウォレットS(Wallet S)は、今回装着するケースの中で唯一の手帳型ケースだ。上質なレザー素材と、本体を保護するポリカーボネート素材から構成されている。iPhone 7用は、ブラックとブラウンの2色展開となる。これらのうち、今回はブラックを装着してみることにした。
先述のウルトラ・ハイブリッドSと同様、「S」はスタンドを意味しており、スマホスタンドとして利用することもできる。ケースの内側に最大で3枚のカード類を収納できるポケットも備えている。
上の写真を見る限り、iPhone 6sも違和感なく装着できているように見える。ボリュームスイッチや各種キーまわりはどうだろうか。
他のケースと同様に、ボリュームスイッチやボリュームキー・電源キー回りはiPhone 6sでもピッタリだ。操作に全く支障はない。
アウトカメラ回りや端子部はどうだろうか。
アウトカメラ部の切り抜きはどうしてもカメラの上部にかかってしまう。しかし、他のカメラと同様に撮影そのものには支障はない。端子部はシン・フィットと同じく丸ごと切り欠いているので、Lightning端子、イヤフォンマイク端子ともに問題なく使うことができる。アウトカメラ部の見た目にさえ我慢できれば、iPhone 7用ウォレットSはiPhone 6s/6で使っても大丈夫だ。
iPhone 7用ウォレットSは、公式ストア、Amazonストア、Yahoo!ストアで購入できる。公式ストアでの販売価格は3990円だ。
今回の「着けてみた」を通して、iPhone 7用ケースについて以下のことが分かった。
まもなく発売のiPhone 7だが、冒頭でも述べた通りSpigenのケースはすでに発売中で、発送も開始している。早めにケースが届いたら、手持ちのiPhone 6s/6に装着して「イメージトレーニング」することも一興かもしれない。
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