見どころいろいろ! 国産SIMフリースマホ「arrows M03」の魅力に迫る(3/3 ページ)

» 2016年09月29日 15時55分 公開
[井上翔ITmedia]
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快適な文字入力を実現する「Super ATOK ULTIAS」

 arrowsシリーズのスマホでは、ジャストシステムの日本語入力ソフト「ATOK(エイトック)」ベースの文字入力システムを採用してきた。arrows M03では、2014年夏モデルから搭載している「Super ATOK ULTIAS(スーパーエイトックウルティアス)」の2016年版をプリインストールしている。

 「2016年版」ということで語彙(ごい)が新しくなっているだけではなく、新たに「文字+数字」「文字+絵文字」の予測変換が可能となり、利便性が向上している。チャットやメールなど、あらゆる文字入力シーンに役に立つことは間違いないだろう。

Super ATOK ULTIAS M03に搭載の「Super ATOK ULTIAS」最新版では、絵文字も予測変換候補として学習可能に

画面の端部から呼び出せる「スライドイン」機能

 arrowsシリーズのスマホならではの便利機能として、画面の端部をなぞるといつでも呼び出せる「スライドイン」機能がある。M03にも、「スライドインランチャー」「なぞってメモ」「キャプメモ」の3つが搭載されている。

 スライドインランチャーは、その名の通り画面の端部から呼び出せるアプリランチャーだ。1つのランチャーには最大で8つのアプリを登録でき、ランチャーは最大で4つまで利用できる。ホーム画面に戻ることなくアプリを呼び出せるので便利だ。

スライドインランチャー スライドインランチャーは、1つあたり最大8つのアプリを登録できる

 なぞってメモは、画面に表示されている内容をコピーアンドペースト(コピペ)できる機能だ。画像に含まれる文字列も認識できるので、写真などに含まれる文字列を「ググる」際にも使える。認識した文字列はコピペするだけではなく、Androidの共有(インテント)機能を使って他のアプリにそのまま渡すこともできる。

 「どのくらいの精度で認識できるか?」というところが焦点だが、筆者が試した限りでは「飾り文字」の類いでなければ比較的しっかりと認識できるようだ。

なぞってメモ ITmedia Mobileの記事の画像に対して「なぞってメモ」を実行してみた図

 キャプメモは、スクリーンショットを撮影後そのまま文字や絵などを描き加えられる機能だ。何も加工しないで画像を保存すれば、「電源キー+ボリュームダウンキー」でできるスクリーンショット撮影の代わりにもなる。

 例えば、待ち合わせ場所の地図を送る場合、場所のURLを送るよりもスクリーンショットにちょっと情報を書き加えて画像として送った方が分かりやすいこともある。そんな時にキャプメモは役立つだろう。

キャプメモ スクリーンショットをそのまま加工できる「キャプメモ」

 購入先によって価格は前後するが、3万円台で購入できるSIMロックフリースマホとして、arrows M03は多機能だ。とりわけ、万が一の時の安心や“電話”としてのスマホを重視する人には最良の選択肢の1つとなるはずだ。

 arrows M03は、掘り下げれば他にも特徴がたくさんある。一部の家電量販店やMVNOのショップでは、実機の展示が行われているので、見つけたらぜひともいじり倒して魅力を直に感じてみてほしい。

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