TONE software 3.0アップデート TONEファミリー機能をさらに進化SIM通

» 2016年12月13日 06時00分 公開
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 トーンモバイルが前身のフリービットモバイル時代にスタートさせたスマートフォンサービスが3周年を迎え、11月30日都内で説明会を行いました。

トーンモバイルが3周年

 発表会では、この3年間の振り返りや、トーンモバイルの今後について、さらに「TONE software 3.0」のバージョンアップ内容に関する説明がおこなわれました。

トーンモバイル 代表取締役社長 CEOの石田宏樹氏

 現在、2015年末時点で210社だったMVNOが、2016年8月末時点には561社にまで膨れ上がっているにもかかわらず、MVNOユーザーの数は伸び悩んでいます。この状況を、トーンモバイル 代表取締役社長 CEOの石田宏樹氏は、「事業者がこぞって参入し、複数のプラン、複数の端末を展開することが、ユーザーにとってわかりにくい状況を起こしている」と分析。そうした状況のなかで、”1機種、1プラン”と、ユーザーが分かりやすい仕組みを武器に「スマホオール」時代ならではの、端末からサービス、販売までワンストップで手がける自社の強みをアピールしました。

10分かけ放題オプションと、オリジナルブラウザの提供を開始。

 最新の自社調査で「利用者満足度85%」という高い数値を誇るトーンモバイル。この数値は今年7月におこなった「TONE software 2.0」へのソフトウェアアップデート以降にユーザーから寄せられた不満点をひとつひとう解消したことで達成したそうです。

ユーザーから最も要望が強かった通話かけ放題サービスを開始

 今回のアップデートでは新しい機能とサービス投入に注力。ユーザーから最も要望が強かったのが通話かけ放題サービスであったとのことで、その声に応え「IP 電話かけ放題オプション」サービスを開始。03や06といった固定の番号や、090/080/070といった携帯電話番号などへの国内通話が、1回につき10分まで、回数制限なく月額700円で利用可能に。なおTONE間や提携する他社の050サービスへの通話は従来通り制限なく使用することができます。

 このサービスは12月1日より申込み受付を開始し、2017年4月までに申し込むことで2017年12月まで月額500円で利用できるとのこと。なお、このかけ放題オプションはm15のみの対応です。

9分30秒時点で通知音を鳴らすよう設定できる

 このかけ放題サービスではIP電話アプリから、10分を超過する前の9分30秒時点で通知音を鳴らすように設定できます。10分超えて通話を続けると1分ごとに21円の通話料が発生するので、余計な出費を防いでくれる仕組みはユーザーにとって嬉しいものであると言えるのではないでしょうか。

 IP電話サービスでの他の強化ポイントとして、電話帳に未登録の連絡先や非通知の通話を拒否する着信拒否設定も追加。この機能に関しては、m15以外の機種でも利用できるとのことこです。

TONEファミリーオプション

 「TONEファミリーオプション」は、家族の居場所を確認したり、アプリの利用機能制限や利用時間制限、さらに歩きスマホ警告など、子ども持つ保護者にとって安心できる機能が満載されたTONEならではのサービス。こうした機能が認められ、全国子ども会連合会からフルスペックスマートフォンとしては初となる「子ども会推奨マーク制度」の認定商品になったことを報告し、さらにより安心して使えるよう独自のWebフィルタリングサービス「あんしんインターネット」機能の追加を発表しました。

独自のWebフィルタリングサービス「あんしんインターネット」機能を追加

 今回搭載したあんしんインターネット機能は、かねてより要望の大きかった「閲覧可能域制限」と「ネットアクセス内容把握」といった内容を、親からの要望に応えるだけでなく、子どもの使用時に心配にならないようにするためにはどうすればよいかを、社内で十二分に検討して作り上げたとのこと。

独自開発のブラウザを搭載

 これまでも閲覧に関しては「ホワイトリスト登録」として、指定したサイトだけを見られるようにしていましたが、手間がかかっていました。そこで、独自開発のブラウザを搭載することでその問題を解消。

各年代に合わせ閲覧可能なサイトを種別ごとに設定

 「あんしんインターネット機能」に申し込むことで、各年代に合わせ閲覧可能なサイトを種別ごとに設定できます。

禁止されているサイトにアクセスした画面

 禁止されているサイトに子どものスマホがアクセスしようとすると、画面上に「ブロックされました」という表示されます。子どもがそれでも閲覧したい場合には、「許可をもらう」をタップすることで保護者が持つスマホ・PCの管理画面から、「許可」「不許可」の判断をすることができます。保護者から見て必要とは感じられなくても、子どもには閲覧が必要なケースもあるため、安易に許可・不許可をするのではなく、親子での対話が大切になってくるかもしれません。

イメージ

 閲覧履歴の確認の際には、具体的なサイト名ではなく、どういったジャンルのサイトであるかのカテゴリを表示することで対応。こうした表示方法であれば、子どものプライバシーを守りつつも、保護者も勉強しているのか、それとも遊んでいるのかを知ることができます。

 このあんしんインターネットオプションは、TONE2台以上で契約しTONEファミリーにも加入している場合は無料で利用することができ、子どものみがTONE利用の場合は、2017年12月31日までは無料、それ以降は月額100円の利用料金がかかります。

 また、トーンモバイルでは3周年キャンペーンとして、11月1日から12月31日までに新規契約すると、3か月間の基本料金が無料となり、既存ユーザーに対しては12月1日から2017年2月28日まで、毎月の月額利用料金分のTポイントが3倍になるキャンペーンを開催中。詳しい内容についてはTONEのページにて確認ください。

TSUTAYAのスマホ TONE

※文中の料金はすべて税抜きです

(文:SIM通編集部)

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