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» 2017年03月03日 06時00分 UPDATE

SIM通:フランスのスマホベンチャー「Wiko」が日本市場に参入!

Wikoの日本法人であるウイコウ・ジャパンは、日本市場への参入第1弾として、若者をターゲットにしたSIMフリースマホ「Tommy」を発売すると発表した。販売価格は1万4,800円。2017年中に2〜3機種を日本市場に投入するという。

[SIM通]
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 フランスのスマートフォンベンチャーWikoの日本法人であるウイコウ・ジャパンは14日、都内にて「Wiko Japan 日本市場参入 記者発表会」を開催し、10〜20代の若者をターゲットにしたSIMフリースマートフォン「Tommy」を2月25日に発売と発表しました。

フランスのスマホベンチャー「Wiko」が日本市場に参入!

 Wikoはフランスでのシェア2位を誇る、スマートフォン中心のモバイル端末ベンチャー企業です。フランスでの人気の秘密は、国内企業であることが大きな要因とのこと。このたび、現在世界33か国で事業を展開する同社が日本市場に参入し、アジア系のものとはテイストの違うフランスらしいデザインで、ユーザー層の拡大をねらいます。

Wikoはフランスでのシェア2位を誇るモバイル端末ベンチャー企業

 第1弾として投入するのは販売価格1万4,800円(税別)の低価格スマートフォンTommy。Tommyは単なる格安スマートフォンではありません。若者をターゲットとしてスマートフォンをファッションとして楽しんだり、写真を撮ってSNSで共有したりする楽しみ方ができる「エンターテインメントガジェット」として位置づけられています。

第1弾として投入するのは若者をターゲットとした低価格スマートフォン

 けれども、日本では若者向けの施策として学割プランや、人気のiPhoneの存在など、Tommyには高いハードルがあるよう思えます。さて、Wikoはどのようにして日本でTommyを売り込むつもりなのでしょうか?

 まずは、ヨーロッパで成功している若年層をターゲットとしたプロモーション手法から、日本に最適なものを検討し、音楽やファッションなど通じてアピールしていくとのこと。具体的な施策は、順次発表していくようです。

 ウイコウ・ジャパンのねらいは、ファーウェイやASUSに興味を示したようなアーリーアダプターではなく、マジョリティ層。Tommyは格安スマホであり、格安SIMが使えることを周知していくと考えられます。

Tommy

 Tommyの主なスペックは、5インチHD(720×1280ドット)、CPUにはクアッドコア1.3GHzのQualcomm製「Snapdragon 210」(MSM8909+)、2GB内部メモリ(RAM)、16GB内部ストレージ、microSDカード最大64GB対応、Wi-Fi規格IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth Ver4.1対応など。

※写真はベースとなるブリーンにトゥルーブラックとフラッシュレッドのカバーを取り付けているため、カメラ部分のカラーが異なります。 ※写真はベースとなるブリーンにトゥルーブラックとフラッシュレッドのカバーを取り付けているため、カメラ部分のカラーが異なります。

 カメラは背面にソニー製の800万画素カメラ、前面には500万画素のカメラを搭載し、美顔機能など多彩なフィルターも特徴です。

 対応するネットワークは2Gが850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz、3GがB1、B19 -HSPA+、4GがB1、B3、B8、B18、B19 -Cat4、VoLTE対応。対応するSIMサイズは最近一般的となってきたnanoSIM(4FF)より一回り大きいmicroSIM(3FF)です。

ボディーカラーは個性的な6色

 ボディーカラーは日本市場でもあまりみないような個性的な6色で、まずは「ブリーン」「フラッシュレッド」「トゥルーブラック」の3色を2月27日より発売、「サンイエロー」「ホットピンク」「クールグレー」の3色も投入予定とのことでした。また、表面がマットなブリーン、レザー風のフラッシュレッドとトゥルーブラックと、カラーだけではない違いがあります。

 取り扱いは家電量販店、ECサイトのほか、各MVNOなど、順次拡大予定としています。家電量販店、ECサイトでは既に予約受付を開始しています。

※オリジナルのフラシュレッドはカメラ部分のカラーも赤になるとのことです。 ※オリジナルのフラシュレッドはカメラ部分のカラーも赤になるとのことです。

 また、ウイコウ・ジャパンは2017年中に2〜3機種を日本市場に投入することを発表しました。まずは今月末に開催スペイン・バルセロナで開催されるMWC 2017(Mobile World Congress)で新製品を発表し、その中から日本の通信環境にあった端末を検討、投入していくとのことです。また、今後の端末戦略として、若年層だけではなく、高い年齢層をターゲットとしたモデルや価格帯の異なるモデルを投入、他企業とともに日本でのSIMフリー市場を盛り上げて行くと明らかにしています。

 Wikoは日本市場に参入することで、グローバル市場では得られないものを得たい考えのようです。日本市場でのフィードバックを、今後の製品作りにも生かして行くのでしょう。

 Wikoの参入で、SIMフリー端末の選択肢がますます増えることになります。メーカー間の競争が一層熾烈になるかもしれません。

(文・mi2_303)

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