迫力のゲームを楽しめるのは、10コアCPUのほかに、5.7型スーパー有機ELという大きくてキレイなディスプレイも貢献している。そしてこのディスプレイは映像を視聴するのにも向いている。スマートフォン向けにはさまざまな映像配信サービスが提供されているが、5.7型と大画面なのでスマホでも十分迫力があるし、高コントラスト・広視野角の有機ELなので画質の満足度も高い。特に黒の締まりがよく、下の写真のように、暗い部分の多い映像でもメリハリの効いた画質になる。
気になるのがバッテリーの持ちだが、民放テレビ番組の見逃し配信を行っている「ティーバー」で、モバイル回線(FREETEL SIMを使用)を使って約1時間ドラマを2本視聴したところ、バッテリーは100%から76%まで減った。2時間でこれだけの消費なら、通勤中に2時間視聴しても、1日十分に持つスタミナだといえる。バッテリー容量は3400mAhなので、通勤時間やちょっとした待ち時間にアクティブに使っても、1日しっかり持つはずだ。
音楽機能にも注目。スウェーデンの名門大学研究室から生まれたという音場補正技術「Dirac HD Sound」に対応している。接続するイヤフォンやヘッドフォンの音質が向上するよう補正してくれるので、よりリッチな音楽体験ができる。イコライザーの設定も用意されており、「ポップ」「ジャズ」「ダンス」「クラシック」など、音楽ジャンルごとの設定もプリセットされている。
カメラ機能も充実している。アウトカメラは有効約1600万画素で、独自のカメラアプリをプリインストール。暗所での撮影に適した「暗がり撮影」、複数の写真を合成して白飛びや黒つぶれを抑える「色鮮やかHDR」、被写体の背景をボカして撮影できる「一眼レフ」、被写体の連続した動きを表現する「残像」、被写体が動いているように周囲をボカす「ハイスピード」などを用意。
スマホカメラの性能は「暗所でどれだけキレイに撮れるか」が指標の1つになっているが、KIWAMI 2はその点でも安心。何枚か夜景を撮影してみたが、暗がり撮影を使わなくても、ノイズの少ないクリアな写真を記録できた。
インカメラも800万画素と高画素なので、セルフィー(自分撮り)をよくする人にはうれしい。また肌を滑らかに見せる「ビューティ」モードも搭載しており、滑らかさを5段階に調整できる。マックスの5にしてもオーバーな加工にはならず、さり気なくきれいな肌を表現できる。
動画は2160×3840ピクセルという高精細な4Kサイズの撮影が可能。KIWAMI 2のディスプレイ(1440×2560ピクセル)でキレイに再生できる。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2017年3月14日