ついに発表! 「Galaxy S8」「Galaxy S8+」の気になる点を写真でチェック(3/3 ページ)

» 2017年03月30日 14時20分 公開
[井上翔ITmedia]
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進化したインカメラ

 Galaxy S8/S8+のアウトカメラの基本スペックは、Galaxy S7/S7 edgeと同一で、1200万画素のデュアルピクセルセンサーとF1.7レンズの組み合わせとなっている。一方、インカメラのレンズこそF1.7と従来通りだが、センサーが800万画素のオートフォーカス(AF)対応のものにアップグレードしている。

 標準カメラアプリの基本的なUIはAndroid 7.0にバージョンアップしたS7/S7 edgeと同一だが、シャッターボタンをスワイプすると電子ズームの倍率変更ができたり、顔検出機能を応用してリアルタイムでフェイスマスクを付加する機能などが追加されている。

 ギャラリーアプリもBixbe対応を始め、フォルダのカテゴライズのさらなる細分化、スクリーンショットを取った画面のURLを同時に記録する機能などが新たに加わっている。

シャッターボタンのスワイプでズームリアルタイムフェイスマスク 標準カメラアプリにはシャッターボタンのスワイプでズームする機能(写真=左)やリアルタイムにフェイスマスクを追加する機能(写真=右)などが追加された

デスクトップPCのように作業できる「Samsung DeX」

 Galaxy S8/S8+には、「Samsung DeX(デックス)」という新機能も搭載されている。これは、別売りのクレードル「Samsung DeX Station」経由で外部のHDMIディスプレイと接続することで、デスクトップPCライクに使えるという機能だ。利用に当たっては、Dex Stationとは別に操作用のキーボードとマウスが必要となる。キーボードとマウスはUSB接続(Dex Station経由)でもBluetooth接続でも構わない。

DeX利用中 Samsung Dexを利用中のGalaxy S8+
Dex Station DeXの利用に必要な「Samsung DeX Station」。

 DeXの利用中は、DeX対応のアプリのみ利用できる。DeX対応アプリはフルスクリーン表示のほかにウィンドウに複数枚並べて表示することもできる。発表日現在、DeXに対応している主なアプリは以下の通りだ。

  • Microsoft Office(Word・Excel・PowerPoint)
  • Adobe Reader
  • Adobe Lightroom mobile

 また、DeXでは「Citrix」「VMware」「Amazon Web Services(AWS)」が提供する仮想デスクトップサービスにも対応している。

DeX対応アプリ DeX利用中は、原則として対応アプリのみ起動できる

取材協力:サムスン電子ジャパン株式会社

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