ここまで芸術的に人物を撮れる! HUAWEI P10/P10 Plusで一歩進んだカメラライフを(3/4 ページ)

» 2017年06月12日 10時00分 公開
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モノクロが美しい!

 P10 Plusを手にしたらぜひ使ってみてほしいのが「モノクロ」だ。

HUAWEI P10 Plus 画面を右にフリックすると撮影モードが現れる。ここで「モノクロ」を選ぶべし

 何しろ、さっき書いたようにモノクロのカメラは2000万画素と画素数が多いのである。ディテールまでしっかり出ているし、センサー自体がモノクロなので、光の強弱だけをしっかり捉えてくれるので、雑味のないクリアな写真を撮れるのだ。

 しかも、モノクロでもポートレートやワイドアパーチャを使える。

HUAWEI P10 Plus モノクロモードにしてポートレート+芸術的ボケ味
HUAWEI P10 Plus カッコいい写真が撮れました、としかいいようがないですな

 モノクロはカッコよく撮れるのでさらに別カットも。

HUAWEI P10 Plus ちょっとローアングルで、モノクロならではの気だるい感じを出してみた

 モノクロ撮影時は露出が大事。明るめか暗めかで印象がずいぶん変わる。

HUAWEI P10 Plus タップした後、指を上下にスライドさせると露出補正(つまり明るさの補正)ができる。
HUAWEI P10 Plus ちょっと明るめにして背景を白く飛ばしてみた

自撮りもLeicaレンズになってレベルアップ

 自撮りも忘れちゃいけない。

HUAWEI P10 Plus 自撮りしているの図

 自撮り用のインカメラは800万画素だが、レンズはLeicaレンズにグレードアップし、インカメラでも芸術的ボケ味を使えるようになった。さらにフラッシュも付いた。

HUAWEI P10 Plus インカメラのクオリティーもアップ。インカメラとは思えないきれいな自撮りができる。

 インカメラの芸術的ボケ味は、どのくらいボケてくれるのか。

HUAWEI P10 Plus インカメラでも芸術的ボケ味を使える
HUAWEI P10 Plus ちゃんとP10 Plusの画面を撮影している私は大きくボケけてくれたのであった

レベルアップしたカメラは予想以上でした

 というわけで、ポートレート撮りまくりでした。

 最後にP10/P10 Plusのカメラスペックをまとめておこう。P9で高い評価を得たダブルレンズカメラ。

 外側がカラーの1200万画素で内側がモノクロの2000万画素で、撮影した画像は最大2000万画素のサイズで出力される。モノクロの2000万画素をぜいたくに使っているので描写力が高いのだ。光学式手ブレ補正がついて暗所に強くなった。

 AFは4-in-1のハイブリッドフォーカス。4-in-1というのは、一般的なデジカメで使う「コントラスト検出AF」に加え、イメージセンサー上に埋め込まれた位相差センサーによる像面位相差AF、レーザー光の反射を使ったレーザーAF(暗所で役立つ)、さらにダブルレンズを使ったデプスAFの4つの組み合わせということだ。

 インカメラは800万画素でレンズはLeicaレンズにグレードアップし、明るさはF1.9で、AFも持っている。このインカメラは、最新の大型センサーを搭載したことでより多くの光を取り込めるようになり、従来機種よりも2倍明るく撮影できるようになったという。

 ここまで紹介してきたカメラ機能は、P10とP10 Plusで共通だが、唯一違うのが、カメラのレンズだ。レンズはP10が「SUMMARIT-H(ズマリット)」、P10 Plusが「SUMMILUX-H(ズミルックス)」を採用しており、いずれもLeicaのレンズブランドだ。P10のSUMMARIT-HはF値が2.2、P10 PlusのSUMMILUX-HはF値が1.8なので、P10 Plusの方が明るくキレイに撮れるというわけだ。

 という具合に、カメラのスペックも進化しているが、今回、実際に使ってみて感じたのは、画像処理の巧みさ。

 カメラの画質って、スペックだけじゃないのだ。イメージセンサーが捉えた光の信号をデジタル画像にどう作り上げていくかという過程が大事なのである。そこがすごく巧み。

 肌はナチュラルさを保ちつつ、顔の立体感を保ちつつきれいに処理しているし、発色もナチュラルだけどきれいな絵を出してくれるし、室内でも屋外でもバランスのいい写りを見せてくれる。

 そしてディテールの描写力はスマホの域を超えたといっていい。使ってみる価値あり、である。

※撮影協力:井の頭恩賜公園、井の頭自然文化園

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