18時台の測定は、昼間よりも通信速度が改善する。ただ、今回のドコモ編では、下り平均速度が1Mbps未満のサービスが2つから6つにむしろ増えた。やや通信が混雑していたのかもしれない。au系サービスやY!mobileも混雑しているのだろうか……?
そんな状況下でも、UQ mobileは下り平均42.45Mbps、上り平均4.55Mbpsと再び上下ともにトップ。次点のLTE NETは下り平均15.35Mbps、上り平均2.91Mbpsと十分な速度ではあるが、本家を抜いてUQ mobileが群を抜いた速度をほこっている。
IIJmioはギリギリで踏ん張って下り平均1.04Mbpsを記録したものの、上り平均速度が1Mbpsを切ってしまった。mineoは下り平均0.47Mbpsで厳しい結果となった。
一方、Y!mobileは前回下り2Mbps台だったのが改善し、平均8.96Mbpsに。上り平均速度も4.19MbpsでUQ mobileに次ぐ速度を記録した。
計測開始時刻 | 下り平均(Mbps) | 上り平均(Mbps) | |
---|---|---|---|
mineo(Aプラン) | 18:00 | 0.47 | 2.56 |
UQ mobile | 18:00 | 42.45 | 4.55 |
IIJmio(タイプA) | 18:00 | 1.04 | 0.61 |
au(LTE NET) | 18:00 | 15.35 | 2.91 |
Y!mobile | 18:05 | 8.96 | 4.19 |
8月、9月と「LTE NETがトップ、UQ mobileが次点」という展開だったが、10月になりこれが逆転。午前中こそ本家が何とか勝ったが、混雑時間帯のランチタイム、夕方は子会社のMVNOサービスであるUQ mobileが圧勝した。
一方、mineo(Aプラン)とIIJmio(タイプA)は混雑時間帯を中心に厳しい状況だ。KDDIグループのサービスと、そうでない企業のMVNOサービスとで大きな差が付いてしまっている。
ソフトバンクのY!mobileは「速度が落ち気味か……?」とは思ったものの、計測を終えてみれば「平常運転」だった。夕方は遅くなりやすいものの、多くのMVNOサービスと比べれば心配するほどではない。
10月のau系MVNO&Y!mobileの傾向を簡単にまとめると以下のようになる。
今回の測定結果はあくまで参考データの1つとして役立てていただき、他のさまざまな情報も踏まえて、より良いMVNOを選んでほしい。
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