思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「FOMA SO902iWP+」です。
2006年6月に発売されたSO902iWP+は、FOMAケータイとしては初めて防水機能を備えました。ドコモとしても「R692i GEOFREEII」(日本無線製、2002年8月発売)以来、4年ぶりとなる防水対応モデルでした。
この機種は、ソニエリ初のFOMA端末「SO902i」をベースに開発されました。ストレート型のボディーに「水深1メートルに30分放置しても性能に影響しない」というIPX7相当の防水性能が追加されています。
ソニエリのコンパクトストレート端末で特徴的なのが、小さなスペースでも押しやすさを確保するダイヤルキーへの工夫です。SO902iWP+では、「premini-II」にも使用された細く高さを持たせたボタンが並ぶ「スレンダーキー」を採用していました。
同梱される「アクティブホルダ」は、本体を保護するエラストマー製のホルダに着脱可能なカラビナ風のフックが付いていて、カバンやベルトにぶら下げて持ち歩く、といった使い方ができました。
(機材協力:携帯市場)
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