「ポケットが多い」「スタンドがある」「カメラレンズそ備える」といった具合に、iPhoneをより便利に使うためのケースもある。
ここではその一例を紹介する。
iPhone X編では計6種類のレンズを搭載するケースを紹介したが、こちらはその兄弟ともいえるリボルバーレンズ付きのケースだ。
リボルバーレンズは4種類搭載されており、従来よりも鮮明な写真が撮れるように改良されたという。「iPhoneのカメラでもう少し楽しみたい」という人にお勧めだ。このレンズと交換する形で着脱式のスマホスタンドを装着することもできる。
iPhone 8用とiPhone 8 Plus用共に2色展開で、価格は9800円となっている。
オウルテックが手がける、フラップを閉じたままでも通話やカメラ撮影が可能なiPhone 6/6s/7/8用手帳型ケースのシリーズ。
これだけなら驚くに値しないが、さらにクレジットカードやICカードを収納できるポケット付きで、無段階調節できるスタンド機能、ストラップホール(一部モデルを除く)も備え、サイドボタンやカメラホール、充電コネクター、スピーカーホールなどの機能をしっかり維持できる利便性に優れた仕上がりとなっている。
「デニム」「クロコダイル調」など、素材や質感にこだわった7種類をラインアップ。素材によって異なるが、2354円から3326円と、比較的手頃な価格が魅力といえる。
iPhone X編でも紹介した、ハンドスピナーのようにiPhoneを回せるケース。実はiPhone 7/8用とiPhone 7 Plus/8 Plus用も用意されている。デザインはクリア、ノエル、トーマス、ユキの4種類あり、価格は1990円でリーズナブル。
専用アプリをインストールすれば、回転に合わせた34パターンの画像を無料で楽しめる(有料コンテンツもあり)。本体のフォトライトも付ければ、より幻想的なパフォーマンスを楽しめる。
軽量、薄型といったスリムなケースはシンプルだ。しかし価格重視のケースから素材にこだわった耐衝撃性の高いケースまで、よくよく見てみると奥深いものがある。
今回は、ある種のこだわりや工夫を持つ薄型軽量なケースを紹介してみる。
CCCフロンティアのアクセサリーショップ「UNiCASE(ユニケース)」オリジナルの薄型ハイブリッドケース。 ポリカーボネイトの背面パネルと丈夫なTPU素材を組み合わせることで耐衝撃性を高めた。
薄型でありながらMIL規格に準拠した試験をクリアしている。カラーはクリア、ホワイト、ブラックの3色で、価格はiPhone 7/8用が2592円、iPhone 7 Plus/8 Plus用が2808円だ。
金属的な輝きをもつオリジナルカラーのフレーム部と、柔らかいマットブラックのカバー部で構成。硬すぎず柔らかすぎない2種類の素材の「異質感」がiPhoneに端末にフィットするような、流星をイメージしたデザインを採用している。
カラーはシルバー、ゴールド、レッド、ブルーの4色で、iPhone 7/8版の販売価格は949円とリーズナブルだ。
「360度全面衝撃吸収」をうたうケース。背面保護用のバックパネルと液晶保護用のフロントカバー、衝撃吸収フィルムのセットで端末を全面保護する。
iPhone 6/6s/7/8向けで、カラーラインアップが非常に多いことも魅力。価格は2315円だ。
側面を守るだけ、と思われがちなバンパーだが、少ない面積で効率よくiPhoneのボディーを守る、iPhoneのデザインを損なわない究極のシンプルケースともいえる。
バンパーを装着することで落下時にボディーがゆがむリスクを軽減できるので、ゆがみに起因する画面割れリスクも抑えられる。バンパーのおかげで正面や背面の接地を回避できる可能性もある。
バンパーの防御力は侮れない。
iPhoneのデザインを極力損なわずに、高い保護性能を確保したバンパー。落下時に衝撃が加わりやすい側面部分にはアルミ素材、本体と触れる内側部分に衝撃を吸収するTPU素材を採用し、軽量な仕上がりとなっている。
装着すると背面のカメラレンズ部分よりも高くなる設計のため、本ケースでもレンズを傷つけずに済む。またワイヤレス充電やApple Payも問題なく利用できる設計となっている。
価格はiPhone 6/6s/7/8用が2980円、iPhone 6 Plus/6s Plus/7 Plus/8 Plus用が3180円となっている。
バンパーに加えて、背面にもポリカーボネートのパネルをはめ込むことで耐衝撃性能をもたせたことが特徴。全周保護タイプのケースよりも簡単に装着できる上、外れにくいことも魅力だ。
バンパーと背面パネルの継ぎ目も感じにくく、ボタン部分には独立パーツを使い、軽い押し心地を実現している。iPhone 6/6s/7/8用で、カラーは8色ある。価格は2640円だ。
最小限の形状とデザインのリアバンパー。「iPhone裸派のため」という言葉にも表れている通り、背面のカメラとその周辺だけを守るという思いきりの良さが大きな特徴。
。材質にエラストマーとラバーコーティングを採用。エラストマーがiPhoneから突出しているリアカメラを守り、置いた際のがたつきも抑える。
価格は1026円。
いかがだっただろうか。前編だけでもかなり盛りだくさんに感じた人もいるかもしれない。しかし、それがiPhoneケースの“奥深さ”なのだ。
次回は「手帳」「革」「ファンシー」「キャラ」「レア」というこだわりからiPhone 8/8 Plusケースを選んでいく。
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