思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)の三洋電機(現・京セラ)製ケータイ「W31SA」です。
2005年に発売されたW31SAは、WIN端末としては2機種目、三洋電機のau向け端末では初のスライドボディーを採用したケータイです。
CDからminiSDカードに取り込んだAACフォーマットの楽曲を聴くことができるSD-Audio機能に対応している他、着うたフルやFMラジオ機能、ツインステレオスピーカーを搭載するなど「音楽機能全部入り」ケータイでした。
FMラジオ機能については、アンテナが本体に内蔵されていて、イヤフォンを使わなくても本体のみでラジオを聴くことができ、また最大60分の連続録音に対応していました。
他にも、カメラで写した英文を日本語訳してくれるOCR英和辞書や、PCと接続してwebカメラ代わりに使えるなど、機能盛りだくさんですが、当時のWIN端末では最薄の23mmのスリムボディを実現していました。
CDから楽曲を取り込むには、別売りの松下電器製ソフト「SD-Jukebox」が必要でした。同年9月に発売された「W31SA II」にはこのソフトに加え、やはり別売りだった「USBケーブルWIN」が付属するようになりました。
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