au(KDDI・沖縄セルラー電話)には「海外ダブル定額」と「世界データ定額」という2つの海外パケット定額サービスがある。それぞれに特徴があるので見ていこう。
WiMAX+スマホを含むCDMA 1X WIN(3G)端末におけるau世界サービスは、3月31日をもって終了しています。
3G端末ユーザーがau世界サービスを利用する場合、4G LTE端末への機種変更(契約変更)が必要です。
「海外ダブル定額」は、auのネット接続サービス(「LTE NET」または「LTE NET for DATA」)契約者なら原則として自動適用されることが大きな特徴。
料金は1日単位(日本時間の0時〜23時59分まで)の「2段階定額」で、以下の通りの設定となっている。
注意点はドコモの海外パケ・ホーダイと同様。海外でもデータ通信をガンガンする人にオススメだ。それほど大量に通信しない人は、次に紹介する「世界データ定額」の利用を検討したい。
「世界データ定額」は、「データチャージ」対象のデータ(パケット)定額オプション・プランに加入しているスマホ・ケータイ・タブレットを対象とするオプションサービスで、24時間980円を支払うことで国内のデータ(パケット)容量の範囲内で高速通信できることが大きな特徴。
ドコモのパケットパック海外オプションと同様に、「使い始めてから24時間」利用できる分かりやすいサービスだが、元祖はauのこのサービス。「国内のデータ容量を使う海外データサービス」の先駆けでもある。
利用開始時(時間超過後の再利用時)には、Webブラウザまたは専用アプリによる接続操作が必要となる。少し面倒に感じるかもしれないが、不用意にデータ通信されないという観点では安心だ。
無料の会員プログラム「au STAR」に加入していると、毎月1回の利用が無料となることも魅力。au STAR会員なら特別な手続きは必要ない。
ただし、世界データ定額には以下の通り注意点もある。
【訂正:8月9日13時30分】上記『世界データ定額』利用に当たっての注意点」について、参考情報に誤りがあったため、正しい情報を元に訂正いたしました
auは9月30日まで、米国において世界データ定額の利用料を無料とするキャンペーンを実施している。
適用回数に制限はなく、期間中なら何度でも利用できる。具体的な対象地域は以下の通り。
なお、国内のデータ容量が消費されることには変わりがないので注意しよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.