ではもっといろいろ撮ってみよう。
OPPOといえばやはり人。
人にカメラを向けてみると……「縦位置」と表示された。いやカメラは横向きなのだけど……。
えっと、何が起きたかというと、たぶんこれ、英語では「Portrait」と表示されるのだ。
そもそもPortraitは「肖像画」「人物写真」という意味。肖像画は縦長のキャンバスに描かれることから、縦位置の写真や用紙を縦位置で使うことを「ポートレート」と呼ぶ。一方、風景画(landscape)は横長に描かれることから横位置の写真や用紙を「ランドスケープ」と呼ぶ。
ということで、カメラアプリを日本語化する際、誤って「縦位置」にしちゃったんじゃないかと想像する。そのまま「ポートレート」とすれば問題なかったと思う。
これ、早々にアップデートで直した方がよいと思う。まあ、誤訳ですね。
美肌はレベルを手動でもセットできるが、「AI」にすると自動的に最適なものを選んでくれる。今回、けっこう暗くなってからの撮影なのでISO感度が上がってしまったけれど、肌はきれいに補正された。目がちょっと強くなりすぎてるかな、という気はする。
背景をボカしたいときは「ポートレート」モードで。
ポートレートモードではボケとライティングを楽しめる。背景をきれいにぼかすことができるが、ボケ具合のコントロールはカメラ任せだ。
その代わり、ライティングの種類は豊富。「フィルム調」の他、「モノトーン」や「2色」「キャンバスライト」や「シェイクライト」などが用意されている。
面白いのがキャンバスライト。人物だけを切り出して背景を白いキャンバスにしてくれる。
背景の意味がねー。いつでもどこでも証明写真が撮れるって時代が来た感がありますな。
なお、このポートレートモード、人物以外でも背景をぼかした写真は撮れるけれど、人物じゃないと特殊なライティング機能は使えない。残念。
顔検出絡みで遊べる機能がもう1つある。「ステッカー」だ。
たぶんこれはスクリーンショットがあれば説明は不要かと。まあリアルタイムに写真にステッカーを付与する機能。
ついでにインカメラ。
インカメラは2500万画素(25M)とメインカメラより画素数が多い。
インカメラはデュアルではないが、顔認証用の赤外線カメラと赤外線ライトが付いているので、それと合わせて顔を立体的に捉えたポートレートモードを使える。ライティングも使えるが、アウトカメラとは使える効果が一部異なる。
これでキャンバスライトを使ったら、自撮り証明写真ができますな。ということでインカメラで。
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