ソフトバンクとウィルコム沖縄は2月28日、Y!mobileブランドで販売中の京セラ製スマートフォン「かんたんスマホ 705KC」に迷惑電話対策機能を追加する。同日以降に実施するソフトウェア更新を適用すると、無料で利用できるようになる。
705KCに追加される迷惑電話対策機能は、「迷惑電話チェッカー」以来の実績を持つトビラシステムズが提供する。
ソフトウェア更新を実施した上で、ユーザーが同意すると、新たに以下の機能を使えるようになる。
不審な電話番号のデータベースは、全国の警察や行政機関から提供を受けた情報やトビラシステムズが独自に収集した情報をもとに解析したものを利用している。データベースは「毎日更新」(説明員)されており、発着信や受信のタイミングで照会をかけている。自分で「拒否リスト」を作成すれば、データベースにない電話番号も警告対象に加えられる。
公的機関(病院を含む)や企業からの着信に対する情報表示は、NTT東日本・NTT西日本が発行する電話帳「ハローページ」に掲載されている情報を元に、個人名義の電話番号を除外した上で行っている。
今回の機能追加によって、705KCはスマホとしては初となる全国防犯協会連合会認定の「優良迷惑電話防止機器(優良防犯電話)」となった。
705KCは現在、ライトブルーとライトピンクの2色展開だが、3月7日に新色「シルバー」を追加する。販売価格は既存2色と同様となる見込み。
この新色には最新ソフトウェアが搭載されるため、購入してすぐに迷惑電話対策機能を使える。
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