使うと得するコンビニアプリ セブン/ファミマ/ローソンの大手3社を比較(1/2 ページ)

» 2019年03月17日 06時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 おにぎりやコーヒーなどに加え、最近はお総菜やドーナツなど幅広い商品を取りそろえるコンビニエンスストア。近くにスーパーやデパートがない人はもちろんだが、何かと便利なコンビニは多くの人が利用するようになり欠かせない存在となっている。

 そんなコンビニだが、意外と知られていないのが、各コンビニの公式アプリだ。スマートフォンにインストールすることで、コンビニの場所や新商品やお得なクーポンなど、便利な情報をいち早く入手できる。

 本稿では、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの大手3大コンビニエンスストアチェーンのスマートフォンアプリを紹介する。

コンビニ 大手3社のコンビニアプリを比較

無料Wi-Fiサービスが魅力的な「セブン‐イレブン」アプリ

 「セブン‐イレブン」アプリは、アプリ内の「トピックス」と「店舗検索」のみ会員登録をすることなく利用できるが、会員登録をすると、アプリから会員情報にアクセスできる他、「バッジ」や「クーポン」などが利用できる。

コンビニ 「マイセブンイレブン」の画面
コンビニ バッジのイメージ

 バッジは特定商品を買うとたまる。銅、銀、金、プラチナの4種類に分かれており、「サンドイッチを5個買うと銅バッジを獲得」というように、商品ごとにバッジの獲得条件が異なる。バッジのランクが上がるとキャンペーンに応募できるようになり、たくさん使えば使うほど優遇が大きくなる。

 周辺のコンビニを検索できる機能や、登録した地域のオススメ商品や各種キャンペーン情報などを確認できる。

 また、ネット通販サービス「オムニ7」にも簡単にアクセスできるので、欲しい商品をあらかじめ注文し、自宅に配送したり、一部の対応店舗で受け取ったりできる。電子マネー「nanaco」やnanacoポイントの残高確認も行える。

 このアプリで最も良いのが「セブンスポット」という無料Wi-Fiサービスを無制限に使えることだ。セブンスポットを通常利用する場合「1回につき最大60分、1日に3回まで」の制限がある。

コンビニ 会員登録すると無料でWi-Fiが使える「セブンスポット」

 セブンイレブンアプリから利用すると、その制限が解除され無制限で利用できる。セブンスポットは、セブンイレブンの他にもスーパーのイトーヨーカドー、デパートの西武・そごう、ファミリーレストランのデニーズなどでも利用できる。セブンスポットを利用するには会員登録が必要だ。

 同社の広報によると、セブンスポットの利用可能店舗数は2019年1月末時点で約2万1300店舗だ。一部セブンスポットの取り扱いがない店舗もあるので注意が必要だ。

Tカードとの連携が可能な「ファミリーマート」アプリ

 「ファミリーマート」アプリもセブンと同様に会員登録をすることなく、アプリのトップ画面に進める。新商品情報やセール情報を確認できる他、Tカードの情報をあらかじめ登録しておけば、アプリ内でバーコードを表示できる「モバイルTカード」も利用できる。

コンビニ 「ファミリーマート」アプリのトップ画面

 商品情報では、今週と過去1週間分の新商品が一覧で見られる。店舗検索はスマートフォンの位置情報を利用して検索できる。

 キャンペーンは、店頭のFamiポートから発券できる各種クーポン券が配布されることもある。「便利なサービス」をタップすると、ファミリーマートでできる各種サービス一覧が表示される。ニュースはお得な情報や新商品の情報がSNS風に表示される。

 「便利なアプリ」では「ファミポートアプリ」や「ファミリーマートWi-Fi簡単ログインアプリ」にアクセスできる。

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