「Xperia」「AQUOS」に5年ぶりの「arrows」も――ソフトバンクが2019年夏モデルを発表

» 2019年05月10日 16時45分 公開
[井上翔ITmedia]

 ソフトバンクは5月10日、2019年夏モデルを発表。発表済みの「Pixel 3a」「Pixel 3a XL」に加え、スマートフォン4機種、ケータイ1機種、タブレット1機種とルーター1機種を夏商戦向けに投入する。

(記事中の通信速度は全て理論値)

スマートフォン

 スマートフォンはシャープ製の「AQUOS R3」、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia 1」、富士通コネクテッドテクノロジーズ製の「arrows U(アローズユー)」、LGエレクトロニクス製の「LG K50」が登場する。

 これらの機種のうち、AQUOS R3とXperia 1は「5波キャリアアグリゲーション(CA)」「256QAM変調」「4×4 MIMO」によって下り最大988Mbpsの通信が可能となった(※)。

 その他、特徴など詳細については機種ごとの記事を参照してほしい。

  • AQUOS R3(5月下旬以降発売予定)
  • Xperia 1(6月中旬以降発売予定)
  • arrows U(6月下旬以降発売予定)
  • LG K50(7月上旬以降発売予定)

※ 下り最大988Mbps時のCAの組み合わせはAXGP(SoftBank 4G)が2波、3.5GHz帯TD-LTEが2波、1.7GHz帯FD-LTEが1波。この時の上り最大通信速度は26Mbpsとなる。なお、AXGPを用いない場合の最大通信速度は下り968Mbps、上り37.5Mbpsとなる

夏のスマートフォン 2019年夏のスマートフォン。左からAQUOS R3、Xperia 1、arrows U、LG K50

その他の端末

 ケータイは、シャープ製の「かんたん携帯10(テン)」が登場する。発売は6月中旬以降を予定している。

 2016年2月に発売された「かんたん携帯9(ナイン)」の後継機種で、同機種からバッテリー容量を増やし(1410mAh→1680mAh)、連続待受時間や連続通話時間を延ばした。

 通話機能では、レシーバーから自分の声が聞こえるようにする「スムーズトーク」と相手の声をゆっくり聞こえる「スロートーク」に新規対応。会話をより円滑に行える工夫を凝らした。

 ボディーサイズは51(幅)×115(高さ)×18(奥行き)mmで、重量は約127g。その他の機能面の主な特徴は先代と同様だ。

かんたん携帯9(正面)
かんたん携帯9(背面) かんたん携帯9(左から

 タブレットは、レノボ製の「Lenovo TAB5」が登場する。発売は9月上旬以降を予定している。

 2018年2月に発売された「Lenovo TAB4」の後継機種で、WUXGA(1920×1200ピクセル)の10.1型液晶ディスプレイ、テレビ受信(フルセグ/ワンセグ)、7000mAhの大容量バッテリーといった特徴を継承しつつ、スペックの底上げが図られている。

 プロセッサはQualcommの「Snapdragon 450」(1.8GHz 8コア)で、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GBを備える。外部ストレージは最大512GBのmicroSDXCに対応する。カメラはイン、アウト共に800万画素のセンサーを備える。OSはAndroid 9 Pieをプリインストールする。

 ボディーサイズは約242(幅)×167(高さ)×8.1(奥行き)mmで、重量は約540g。IPX3等級の防滴性能と、IP5X等級の防塵(じん)性能を備えている。カラーはブラックとホワイトの2つを用意する。

Lenovo TAB5(正面)
Lenovo TAB5(背面) Lenovo TAB5(上がブラック、下がホワイト)

 ルーターは、ZTE製の「Pocket WiFi 802ZT」を投入する。発売は7月下旬以降を予定している。

 AQUOS R3やXperia 1と同様に、下り最大988Mbpsの通信に対応しており、QRコードを使った「かんたん接続」にも対応。ホームルーターとしての利便性と法人からのニーズに応えるため、Gigabit Ethernet(1000BASE-T)端子を備えるクレードルをオプションで用意した。外部接続端子はUSB Type-Cで、バッテリー容量は3000mAhだ。

 ボディーサイズは112(幅)×67.5(高さ)×15.6(奥行き)mmで、重量は約153g。IPX2等級の防滴性能と、IP5X等級の防塵(じん)性能を備えている。カラーはシルバーのみとなる。

Pocket WiFi 802ZT(正面)
Pocket WiFi 802ZT(背面) Pocket WiFi 802ZT

スマホを買ってPayPayもらえちゃうキャンペーン(スマホのみ)

 夏モデル発売に合わせて、スマホを発売する端末メーカーはそれぞれ「スマホを買ってPayPayもらえちゃうキャンペーン」を開催する。キャンペーンの開始日は対象機種の発売日(発売済みの「Xperia XZ3」は6月中旬から)で、終了日は機種によって異なる。

バナー

 このキャンペーンでは、以下の機種を買うともれなく、以下の金額の「PayPayボーナス」がプレゼントされる。

  • AQUOS R3:5000円(予約して購入した場合は1万円)
  • Xperia 1/XZ3:5000円
  • arrows U:3000円
  • LG K50:3000円

 AQUOS R3とXperia 1/XZ3については、抽選でPayPayボーナスがさらにもらえる特典も用意されている。金額と条件は以下の通り。

  • AQUOS R3:1万5000円(抽選で100人)
  • Xperia 1/XZ3:2万円(2機種合わせて抽選で500人)

 キャンペーンの応募は、各メーカーが設置する特設サイトから行う。その他、キャンペーンに関する詳細は特設サイト、またはPayPayのWebサイトを確認しよう。

キャンペーンの詳細 対象機種と応募期間などの概要

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