ソフトバンクは5月10日、2019年夏モデルを発表。発表済みの「Pixel 3a」「Pixel 3a XL」に加え、スマートフォン4機種、ケータイ1機種、タブレット1機種とルーター1機種を夏商戦向けに投入する。
(記事中の通信速度は全て理論値)
スマートフォンはシャープ製の「AQUOS R3」、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia 1」、富士通コネクテッドテクノロジーズ製の「arrows U(アローズユー)」、LGエレクトロニクス製の「LG K50」が登場する。
これらの機種のうち、AQUOS R3とXperia 1は「5波キャリアアグリゲーション(CA)」「256QAM変調」「4×4 MIMO」によって下り最大988Mbpsの通信が可能となった(※)。
その他、特徴など詳細については機種ごとの記事を参照してほしい。
※ 下り最大988Mbps時のCAの組み合わせはAXGP(SoftBank 4G)が2波、3.5GHz帯TD-LTEが2波、1.7GHz帯FD-LTEが1波。この時の上り最大通信速度は26Mbpsとなる。なお、AXGPを用いない場合の最大通信速度は下り968Mbps、上り37.5Mbpsとなる
ケータイは、シャープ製の「かんたん携帯10(テン)」が登場する。発売は6月中旬以降を予定している。
2016年2月に発売された「かんたん携帯9(ナイン)」の後継機種で、同機種からバッテリー容量を増やし(1410mAh→1680mAh)、連続待受時間や連続通話時間を延ばした。
通話機能では、レシーバーから自分の声が聞こえるようにする「スムーズトーク」と相手の声をゆっくり聞こえる「スロートーク」に新規対応。会話をより円滑に行える工夫を凝らした。
ボディーサイズは51(幅)×115(高さ)×18(奥行き)mmで、重量は約127g。その他の機能面の主な特徴は先代と同様だ。
タブレットは、レノボ製の「Lenovo TAB5」が登場する。発売は9月上旬以降を予定している。
2018年2月に発売された「Lenovo TAB4」の後継機種で、WUXGA(1920×1200ピクセル)の10.1型液晶ディスプレイ、テレビ受信(フルセグ/ワンセグ)、7000mAhの大容量バッテリーといった特徴を継承しつつ、スペックの底上げが図られている。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 450」(1.8GHz 8コア)で、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GBを備える。外部ストレージは最大512GBのmicroSDXCに対応する。カメラはイン、アウト共に800万画素のセンサーを備える。OSはAndroid 9 Pieをプリインストールする。
ボディーサイズは約242(幅)×167(高さ)×8.1(奥行き)mmで、重量は約540g。IPX3等級の防滴性能と、IP5X等級の防塵(じん)性能を備えている。カラーはブラックとホワイトの2つを用意する。
ルーターは、ZTE製の「Pocket WiFi 802ZT」を投入する。発売は7月下旬以降を予定している。
AQUOS R3やXperia 1と同様に、下り最大988Mbpsの通信に対応しており、QRコードを使った「かんたん接続」にも対応。ホームルーターとしての利便性と法人からのニーズに応えるため、Gigabit Ethernet(1000BASE-T)端子を備えるクレードルをオプションで用意した。外部接続端子はUSB Type-Cで、バッテリー容量は3000mAhだ。
ボディーサイズは112(幅)×67.5(高さ)×15.6(奥行き)mmで、重量は約153g。IPX2等級の防滴性能と、IP5X等級の防塵(じん)性能を備えている。カラーはシルバーのみとなる。
夏モデル発売に合わせて、スマホを発売する端末メーカーはそれぞれ「スマホを買ってPayPayもらえちゃうキャンペーン」を開催する。キャンペーンの開始日は対象機種の発売日(発売済みの「Xperia XZ3」は6月中旬から)で、終了日は機種によって異なる。
このキャンペーンでは、以下の機種を買うともれなく、以下の金額の「PayPayボーナス」がプレゼントされる。
AQUOS R3とXperia 1/XZ3については、抽選でPayPayボーナスがさらにもらえる特典も用意されている。金額と条件は以下の通り。
キャンペーンの応募は、各メーカーが設置する特設サイトから行う。その他、キャンペーンに関する詳細は特設サイト、またはPayPayのWebサイトを確認しよう。
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