ニフティは10月1日から、MVNOサービス「NifMo」の音声通話対応SIMカードにおける最低利用期間と「契約解除料」(税別8000円)を撤廃する。同日以前の新規契約分についても、同日から解約における契約解除料はかからなくなる。
10月1日に施行される改正電気通信事業法とそれに関連する総務省令とガイドラインでは、MNO(自ら通信設備を備える携帯電話事業者)とその特定関連法人(※)、契約数が100万件を超過するMVNOに対して「解約金(契約解除料)上限1000円」「端末代金の割引上限2万円」といった規制が入る。
同日からMNO事業を開始する楽天モバイルを除くと、この条件に当てはまるMVNOは、「IIJmio」「IIJモバイルサービス」を運営するインターネットイニシアティブと、「mineo」を運営するオプテージ(旧ケイ・オプティコム)の2社のみで、ニフティは対象外となる。
NifMoでは今回の法令改正を機に契約解除料を撤廃することで、同社では「MVNOサービスに興味をお持ちの方や、スマートフォンの通信料金見直しをお考えの方も、お気軽にお申し込みいただけます」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.