KDDIと沖縄セルラー電話は、サムスン電子製の5Gスマートフォン「Galaxy S20 5G SCG01」を3月26日に、「Galaxy S20+ 5G SCG02」を5月下旬以降にそれぞれ発売する。KDDI直営店およびauオンラインショップでの税込み販売価格は、SCG01が11万7480円、SCG02が13万3280円となっている。残価設定型分割払い「変えトクプログラム」を適用し、購入から25カ月目で機種変更した場合の税込み実質価格は、SCG01が6万8425円、SCG02が7万6475円となる。
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2機種は、2月11日(米国太平洋時間)にグローバル発表された「Galaxy S20」「Galaxy S20+」のau向けモデル。日本向けのカスタマイズとして「おサイフケータイ」に対応している。5G通信時の最高通信速度は、SCG01が下り3.4Gbps/上り183Mbps、SCG02が下り4.1Gbps/上り481Mbpsとなるが、2020年夏に予定しているソフトウェア更新までは両機種共に下り2.8Gbps/上り183Mbpsとなる。
プロセッサは、Qualcommの5Gモデムを統合した「Snapdragon 865」で、メインメモリは12GB、内蔵ストレージは128GBを備えている。最大1TBのmicroSDXCメモリーカードを搭載することも可能だ。OSはAndroid 10をプリインストールする。
ディスプレイはQHD+(1200×3200ピクセル)のInfinity-O Display(有機EL)で、サイズはSCG01が6.2型、SCG01が6.7型となる。リフレッシュレート(画面の更新頻度)は、初期設定ではは60Hz(毎秒60回)だが、よりなめらかは表示を求める場合には設定を変えることで120Hz(毎秒120回)にすることもできる。ディスプレイの上部中央のインカメラ付近には、パンチホール(穴)がある。画面内部には超音波式指紋センサーも内蔵している。
バッテリーの容量はSCG01が4000mAh、SCG02が4500mAhで、ユーザーによる交換には対応しない。外部接続端子はUSB Type-Cだ。
アウトカメラは、SCG01が1200万画素(広角)、6400万画素(望遠)、1200万画素(超広角)のトリプル構成、SCG02が1200万画素(広角)、6400万画素(望遠)、1200万画素(超広角)、ToF(深度測位)のクアッド構成となっている。望遠カメラは広角カメラ基準で「3倍ズーム」だが、これにデジタルズームを組み合わせて最大「30倍ズーム」とすることもできる。8K(7680×4320ピクセル)動画の撮影も可能だ。
インカメラは3機種共に1000万画素のシングル構成となっている。
ボディーサイズはSCG01が約69(幅)×152(高さ)×7.9(最薄部の厚さ)mm、SCG02が約74(幅)×162(高さ)×7.8(最薄部の厚さ)mm。重量はSCG01が約163g、SCG02が約186gとなっている。IP68等級の防水・防塵(じん)性能も備えている。
ボディーカラーはSCG01がコスミック グレー、クラウド ブルー、クラウド ホワイトの3つ、SCG02がコスミック グレーとクラウド ブルーの2つとなる。
SCG01の発売を記念して、サムスン電子ジャパンはワイヤレスイヤフォン「Galaxy Buds+」がもれなくもらえるキャンペーンを開催する。
発売日から4月5日までに本体を購入することが条件で、SCG01にプリインストールされた「Galaxy Members」アプリから4月12日までに応募する必要がある。事前予約は不要だ。
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