Xiaomi(シャオミ)は、SIMロックフリースマートフォン「Redmi Note 10 Pro」を日本で発売することを発表した。Web通販、主要な家電量販店、一部のMVNOを通して販売される。想定販売価格は3万4800円(税込み)だ。
【訂正:12時50分】モバイル通信の対応Bandを日本モデルのものに差し替えました
Redmi Note 10 Proは、手頃な価格の「Redmi(レッドミー、赤米)」ブランドから登場するミドルレンジスマホ。「ミドルレンジスマートフォンを再定義する」ことをテーマに、フラグシップスマホに搭載されてきた機能的特徴をミドルレンジモデルに落とし込みつつ、価格を抑えた。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 732G」を搭載している。海外モデルではメインメモリとストレージの容量の組み合わせが複数あるが、日本で販売されるモデルはメインメモリ6GB(LPDDR4X)、内蔵ストレージ128GB(UFS 2.2)という構成となる。加えて、microSD(最大512GB)も搭載できる。
ディスプレイは1080×2400ピクセル(フルHD+)の6.67型の有機ELを搭載する。ピーク輝度は1200ニト(標準値)、コントラスト比は450万:1で、DCI-P3の色域を100%カバーし、HDR 10規格のHDR(ハイダイナミックレンジ)表示にも対応する。リフレッシュレートは最大120Hzで、電子書籍を読む際に適切な色味となる「読書モード 3.0」を搭載し、SGSの「アイケアディスプレイ認証」も取得している。
本体背面は3Dカーブガラスとなっている。ガラス素材は、耐傷性に優れたCorning製の「Gorilla Glass 5」を採用している。
アウトカメラは広角(1億800万画素、F1.9)、超広角(800万画素、F2.2、視野角118度)、望遠接写(500万画素、F2.4、2倍)、深度測定(200万画素、F2.4)のクアッド(4眼)構成となる。
メインカメラとなる広角センサーは、9つの画素を1つの画素として用いる「スーパーピクセル」に対応しており、暗所でより効率良く光を集めて撮影できるようになっている。動画撮影については、4K(3840×2160ピクセル)/30fps撮影に対応する。
インカメラは1600万画素(F2.45)のシングル構成となっている。
対応するモバイル通信規格と通信周波数帯(Band)は以下の通りとなる。デュアルSIM(nano×2)にも対応する。楽天モバイルを含む国内キャリアの通信には一通り対応しているという。
Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)とBluetooth 5.1も利用可能だ。
バッテリー容量は5020mAhで、付属の充電アダプターを使うと33Wの急速充電を利用できる。外部接続端子はUSB Type-Cで、ハイレゾ音声の出力に対応する3.5mmイヤフォンマイクジャックも備える。スピーカーはステレオ(2基)構成だ。
ボディーサイズは約76.5(幅)×164(高さ)×8.1(厚さ)mmで、重量は約193gとなる。ボディーカラーはGlacier Blue(グレイシャーブルー)、Gradient Bronze(グラディエントブロンズ)、Onyx Gray(オニキスグレー)の3つを用意する。
Redmi Note 10 Proの主な販路は以下の通り。なお、販路によっては発売日が異なることもある。
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