洗えるスマホが抗菌性能をプラス ドコモから「arrows Be4 Plus」登場MADE IN JAPAN

» 2021年05月19日 11時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 NTTドコモは5月28日、FCNT(旧富士通コネクテッドテクノロジーズ)製のLTE(4G)スマートフォン「arrows Be4 Plus F-41B」を発売する。ドコモオンラインショップにおける税込み販売価格は2万1780円となる。

【更新:20時40分】写真の追加と追記を行いました

F-41B(レッド) arrows Be4 Plus F-41B(レッド)

 その名の通り、F-41Bは2020年夏モデルとして登場した「arrows Be4 F-41A」をベースにスペックを底上げしたモデルで、主に子どもやシニア層の利用を想定して開発された。

 プロセッサはQualcommの「Snapdragon 460」で、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備える。外部ストレージは最大1TBのmicroSDXCを搭載できる。プリインストールするOSは「Android 11」だ。

 ディスプレイは約5.6型の有機ELを搭載している。解像度はHD+(720×1480ピクセル)で、先代と比べると解像度が落とされている。解像度を落としたのは「バッテリー持ちをより長くすることと、想定ユーザーがそこまでの高解像度を必要としないこと」(関係者)を踏まえた判断だという。

 「おサイフケータイ」やFMラジオチューナーも内蔵している。FMラジオアプリは「radiko+FM」で、FMラジオを受信できない場所ではIPサイマルラジオを利用可能だ。

画面 画面の解像度はフルHD+(1080×2220ピクセル)からHD+(720×1480ピクセル)に落とされた。想定ユーザー層における実用性を高めるための判断とのことだ
底面 FMラジオを受信する場合は、底面にあるイヤフォンマイク端子にイヤフォンをつなぐ必要がある。なお、この端子のイヤフォン出力はハイレゾ音声の出力にも対応する。USB Type-C端子はUSB 2.0規格となる

 アウトカメラは1320万画素、インカメラは810万画素のシングル構成で、AI(人工知能)を活用したシーン認識にも対応している。本体背面には指紋センサーを備えており、これを活用した自撮り機能「スマートセルフィー」も搭載している。インカメラは約800万画素となる。

 ソフトウェア面では、文字やアイコンを大きくしたホームアプリ「シンプルモード」をプリインストールしている。また、2つのアプリをペア設定して、片方のアプリを利用した後に他方のアプリを簡単に起動できる「FASTウォレット」機能も搭載している。FASTウォレットは、その名の通りスマホ決済アプリとポイント(会員証)アプリとのペア利用を想定したものだ。

背面 背面の印象は先代と同様。カメラ、LEDライトの下部にあるのが指紋センサーだ

 泡ハンドソープや中性食器用洗剤で洗ったりアルコールで除菌したりできるボディーは、背面に抗菌塗装を施すことで清潔さを保ちやすくなった。この抗菌塗装は、SIAA(抗菌製品技術協議会)による認証も取得している。MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠する耐衝撃/耐環境性能も備える。

押しつぶそうとする図 頑丈さはかなりのもので、画面側に約100kgの力を一点に加えても割れないという。ただし、無故障を保証するものではないので注意しよう

 ボディーサイズは約71(幅)×148(高さ)×9.4(厚さ)mmで、重量は約160gとなる。カラーはレッド、ホワイト、ブラック、の3つを用意する。バッテリー容量は3600mAhだ。

ホワイト arrows Be4 Plus F-41B(ホワイト)
ブラック arrows Be4 Plus F-41B(ブラック)

実機の写真(その他)

本体正面 本体正面
本体背面 本体背面
上面 SIMカード/microSDスロットは上部にある。ピン類を使わなくても取り出せる
左側面 左側面
右側面 右側面

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