mineoが1.5Mbps使い放題の「パケット放題Plus」を導入した狙い/ビッグローブが「donedone(ドネドネ)」を旗揚げMobile Weekly Top10

» 2021年07月05日 17時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2021年6月28日から2021年7月4日までの1週間について集計し、まとめました。

パケット放題Plus 月額385円を追加することで上下最大1.5Mbps(理論値)でデータ通信が使い放題なmineoのオプションサービス「パケット放題 Plus」(10GB以上のコースは追加料金なしで利用可能)

 今回のアクセス数の1位は、NTTドコモの「dカード」のキャンペーンを知らせる記事でした。2位はオプテージのMVNOサービス「mineo(マイネオ)」の料金プランに関するインタビュー記事でした。

 オプテージは2月からmineoの料金プランを改定し、利用する回線(キャリア)を問わず同一料金としました。さらに、6月からは、月額385円を追加するとmineo(速度)スイッチをオフにした際の通信速度が上下最大1.5Mbps(理論値)に高速化される「パケット放題 Plus」を提供し始めました(※1)。

(※1)10GB以上のコースを利用している場合は、追加料金なしで利用可能(申し込みは必要)

 トライアル提供時は1Mbpsと1.5Mbpsの2通りで試行されましたが、わずか500kbpsの差でも快適さに差が出るということで後者になったようです。確かに、上下最大1.5Mbpsほど出ればストリーミング動画以外は案外快適に使えます。いいところを狙ったサービスだと思います。

 ただし、直近3日当たり10GB以上通信した場合は、mineoスイッチのオン/オフを問わず通信速度が上下最大200kbpsに制限される場合があります。自宅に固定インターネット回線がある人なら、この制限に抵触することはめったにないと思いますが、念のために気を付けてください。

donedone ビッグローブが新たにスタートするMVNOサービス「donedone」

 ランキングの4位には、ビッグローブが新たにスタートするMVNOサービス「donedone(ドネドネ)」に関する記事が入りました。

 donedoneは従来の「BIGLOBEモバイル」と並行して提供されるサービスで、以下のような特徴があります。

  • 月間50GBまで高速データ通信が利用できる(速度上限はプランによって異なる)
  • 月間容量を超過した場合も上下最大1Mbpsで通信できる
  • 1回線当たり50円が社会貢献団体に毎月寄付される

 名前の通り「doneate(寄付)」できることが従来のサービスにはない特徴ですが、SNS上の反応を見ると、データプランとして用意される「エントリー」に注目が集まっています。このプランは通信速度が上下最大128kbpsに制限される代わりに、月額料金無料で利用できるからです。

 一味違うMVNOサービスを使ってみたい、という人はぜひチェックしてみてください。

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