NTTドコモの携帯電話において、10月14日17時頃から音声通話やデータ通信が利用しづらい状況が発生している。同社では現在、影響範囲の特定、原因の調査と復旧作業を進めている。
【更新:18時40分】影響範囲について更新しました
【更新:20時25分】障害の回復について追記しました。合わせて、記事タイトルも修正しました
【更新:20時35分】再度障害が発生している様子が確認できたので追記しました。記事タイトルも再度変更しました
【更新:21時15分】ドコモのお知らせが更新されたことに伴い、記事に追記を行いました。記事タイトルも再度変更しました
【更新:22時10分】障害の原因について追記しました
なお、筆者の手元にあるスマートフォン(Galaxy Z Flip3 5G SC-54B)では、spモードによるデータ通信はできるものの、VoLTEを利用した音声通話ができない状態となっている。
18時30分に更新された情報によると、今回の障害は全国で発生していることが分かったという。
NTTドコモ広報部によると、19時57分までに障害は回復したという。この後告知ページも更新するという。
20時30分過ぎ、筆者のスマートフォンで確認した所、再びVoLTEを利用した音声通話ができない状態となっていた。障害が再度発生したように見受けられるが、告知は特に更新されていない。
21時頃、お知らせが更新された。
先述の通り、19時57分頃に「ネットワークのコントロール」は解除(回復)している。しかし、ネットワークを保護するために、一部ユーザーにおいて通話やデータ通信がしづらい状況が当面続く可能性がある。現状で「圏外」表示になっている場合は、しばらく待ってから端末の再起動を試行してみてほしい。
なお、今回の障害の原因はネットワーク工事の切り戻しに伴う信号量増大によるネットワーク輻輳(ふくそう)だという。ドコモ広報部によると、IoT機器向けのネットワーク工事の過程で切り戻し(ロールバック)を行った所、当該機器からの通信が集中してしまったとのことだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.