預託機【よたくき】

【国内記事】 2002年4月22日更新

 預託機とは,携帯電話の修理の申告に伴って,本体を丸ごと交換してしまう際の,対応品のことを指す。一般に新品の製品が使われるが,場合によっては部品交換を済ませた再生品(中古機ではあるが,実際は新品同様)が使われることもある。

 そもそも預託とは,金品を一時預けることを指しており,預託機もショップがキャリアから一時的に預かっている機材に過ぎない。つまり,正規に仕入れた商品とは違うので,例え人気商品で店頭在庫が品薄になったとしても,預託機をユーザーに売ることはできない。同様に,修理用の預託機がない場合,一般の商品をこれに代用することもできない。

 搭載ソフトのバグなど,発売した製品に後から不具合が見つかって,キャリアが該当製品の回収・交換を行う場合にこの預託機が使われる。どのショップに持ち込んでも30分ほどで対応してくれるのは,この預託機があるからにほかならない。一方,預託機の在庫が切れてしまったショップでは,こうした回収・交換に即時対応できなくなる。

 本来ならば,例えメーカーのミスに起因する不具合であろうとも,修理のために店頭で製品を回収し,いったんメーカーに送るのがスジである。だが,往復の配送コストがかかることと,その修理期間にユーザーに不便をかけてしまい,ブランドイメージ低下による損害が拡大するのを防ぐために,こうした店頭での新品交換という,特別な措置が取られるのである。

 預託機は,例えば何度修理しても同じ現象が発生したり,あるいはユーザーから申告された不具合がメーカーでも再現できない場合などにも利用されることがある。つまり預託機は,クレーム防止を目的としてショップに配布されており,問題解決の特効薬として使われる。電話機を丸ごと新品に取り替えてしまうのだから,ちょっとした傷なども元通りになるわけで,ユーザーも怒りの矛先を収めやすい。唯一の問題としては,着メロやソフトなど過去にダウンロードしたデータを,預託機にコピーできないという点だろう。

 なお,預託機に交換する場合には,電池や充電器,説明書などの付属品は含まれない。特に電池は消耗品として扱われるため,店頭での無償交換そのものが難しいという実情がある。ちなみに,不具合の見つかった製品でも,既に回線が解約された白ロム機の場合は,預託機交換の対象にはならないので注意が必要だ。

代替機【だいたいき】

[江戸川,ITmedia]

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